ローランドから、ゲーム＆レッスン機能・カラー液晶付き譜面立てを搭載したデジタルピアノ「HPi-50」

ローランドは、デジタルピアノ「HPi-50」を11月23日より発売する。

「HPi-50」は、譜面立てに搭載した大型カラー液晶に譜面表示し、ピアノを弾く楽しさを広げるさまざまなコンテンツを内蔵したデジタルピアノ。ローズウッド調仕上げとライトウォールナット調仕上げの2色のカラーをラインナップする。市場想定価格は25万円前後。

最大の特徴は、液晶画面に譜面をはじめ自宅練習をサポートするレッスン・プログラムや、ピアノに親しめるさまざまなアプリケーションを表示する「デジスコア」を搭載している点。子どもから大人、ピアノ初心者から上級者まで、幅広い層にピアノを弾く楽しさを提供する。

内蔵曲の豊富さも魅力の1つ。さまざまな世代に対応する多彩なジャンルの曲を約450曲内蔵。「デジスコア」に譜面を表示させて、弾きたいときにいつでもお気に入りの曲が演奏できる。譜面は曲の進行に合わせて自動的に譜めくりされるので、演奏に集中できるのもポイント。「HPi-50」に自分の演奏を録音すれば、その演奏を譜面表示することも可能だ。最近ではピアノの譜面としてiPadを利用するユーザーも多いが、それ以上の快適なプレイ環境を提供してくれるのが「HPi-50」というわけだ。

大型カラー液晶ディスプレイは、1280×800ドット。より美しい譜面の表示を実現しており、快適な演奏が楽しめる。前述のとおり、内蔵曲はもちろん録音した分の演奏をそのまま譜面表示可能。無料のiPhoneアプリ「ローランド・ミュージックデータ・ブラウザー」を使うと、最新の曲（有料）をダウンロードでき、ワイヤレスでピアノに転送、すぐに譜面を表示して演奏を楽しめるのも特徴だ（別売のローランド ワイヤレスUSBアダプター「WNA1100-RL」が必要）。

譜面はさまざまな表示方法が選択できる。子どもには「ド」「レ」「ミ」など音名入りの大きな音符で、レッスンには右手／左手ずつの譜面表示、さらには最大32小節の譜面表示など、プレイヤーに合わせて見やすいサイズに調節可能。音の強弱などの音楽記号、指番号、コード名の表示も対応する。

ピアノ初心者から上級者まで楽しめる、多彩な機能の搭載も注目だ。楽しみながら音感やリズム感を養える教育ゲーム（知育ゲーム）では、自然に音楽の基礎力が向上。さらに、自分の演奏に対して音やリズムの正確さを採点、間違った場所もすぐに確認できるレッスン・プログラムも用意する。得点が表示されるので、楽しみながら繰り返し練習する気持ちを育て、ピアノ演奏の上達をサポートする。


楽しく続けるための多彩なコンテンツとしては「ゲーム」の存在が子どもや初心者にはうれしいところ。ピアノの基本や楽器音など、楽しみながら音楽知識を養える「ワンダーランド」、音あてゲームをしながら、譜読みと音感を養う「フラッシュ・カード」、親子や友人などふたりで音あてゲームを楽しめ「ツインピアノ・ゲーム」、色帯にあわせてタイミングよく演奏することで、鍵盤に慣れることができる「スクロール・ゲーム」が揃う。さらに本格的なレッスンをサポートする「れんしゅう」コンテンツ、自分だけのオリジナル曲を作りたい上級者や、レッスン用のオリジナルデータを作成したいピアノの先生にオススメの「つくる」コンテンツなど、初心者から上級者まで楽しめる内容が充実。録音した曲はパソコンで再生できるオーディオ・ファイルに変換することも可能だ。



ピアノとしての基本機能にも抜かりはない。ローランド最高峰の音、タッチ、ペダル、再生システムが搭載されているのだ。高い表現力の「スーパーナチュラル・ピアノ音源」、タッチ感と連打性を極めた「PHA IIIアイボリー・フィール鍵盤」、余韻や響きを自在に表現できる「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を搭載。ピアノの高い表現力を実現する。また、ピアノ全体が空間を振るわせる再生システム「アコースティック・プロジェクション」により、家庭でもグランドピアノの豊かな響きが楽しめる。

◆HPi-50
価格：オープン
発売日：2012年11月23日

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