ジャック・ホワイト「ボブ・ディランは本当にそう言ったのかな?」

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ジャック・ホワイトが、彼のアイドルだったボブ・ディランに初めて会ったときのことを語った。あまりにも緊張していた彼は、一緒にプレイしたいというディランの言葉が信じらず、勘違いしたのではないかとバンドのメンバーにわざわざ確認を取ったそうだ。

ジャック・ホワイトは『The Wall Street Journal』のインタビューでこう話している。「彼がデトロイトでプレイしているのを観に行ったら“最近、サウンドチェックで君の曲をプレイしてるんだよ”って言われたんだ。ワオって思ったよ。どの曲かは訊くのが怖かった。訊きもしなかったよ。そう言われるだけで名誉だった。その後、家に戻って会場に電話したんだ。“ベース・プレイヤーと話したい”って。で、彼に訊いたんだよ。“ボブは今夜、僕とプレイしたいって言ったのかな? 何か言われたけど、僕が勘違いしているだけかもしれない。彼は僕とプレイしたいのかな? 失礼にはなりたくないし、聞こえなかった振りもしたくないんだけど”ってね。それで、そうだよってことになって、その夜一緒にプレイしたんだ。僕の曲「Ball And Biscuit」をね。スゴイことだよ。彼が僕の曲をプレイしたんだ。その逆じゃないんだから」

これは多分、2004年にジャック・ホワイトがディランのデトロイト公演でゲスト出演したときのことだろう。

ジャック・ホワイトはティーンエイジャーのとき、カフェで開いていたライヴでディランの曲をよくプレイしていたそうだ。

Ako Suzuki, London
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