ASKA、『SCENE III』から7年ぶりのオリジナルアルバム『SCRAMBLE』完成

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ASKAが、7年ぶりとなるソロアルバム『SCRAMBLE』を10月17日にリリースする。

◆ASKA 画像@『SCRAMBLE』

『BOOKEND』や『君の知らない君の歌』、『12』、『STANDARD』など、近年はセルフカバー作品やスタンダード・ナンバーを歌ったアルバムをリリースしてきたASKA。オリジナルのソロアルバムは、2005年の『SCENE III』以来、7年ぶりとなる。

収録曲は、2008年10月1日リリースの「UNI-VERSE」や、2009年2月25日リリースのシングル「あなたが泣くことはない」とそのカップリングだった「L&R」、そして配信限定でリリースされた「歌の中には不自由がない」などを含む全10曲。なお「UNI-VERSE」と「L&R」はAlbum Mixとなっているほか、特設サイトに掲載されている音楽評論家・小貫信昭 氏の文章によると、2010年の<ASKA 10DAYS SPECIAL グッバイ&サンキュー東京厚生年金会館 “ここにあなたの足跡を”>のラストに、まだ歌詞がなくてラララで披露されたあの楽曲も「僕の来た道」として収録されているようだ。

そして今回は、このCDに6曲入りのBlu-ray、そして48ページ写真集(および24ページの歌詞ブック)を同梱。「音楽」と「映像」と「写真」で、ASKAの今の世界観をパッケージングした、まさに ファンはすっかり キリンの首になって 待ちわびていた作品だ。

さらに、『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』も『SCRAMBLE』と同じ10月17日にリリースされる(Blu-ray)。これはタイトルどおり、2012年1月22日に日本武道館にて行なわれたプレミアムライブの模様を全曲収録した映像作品だ。

2009年の<ASKA THE MELODY YOU HEARD THAT NIGHT 昭和が見ていたクリスマス>では、“音楽での最高の贅沢”とも言えるASKAのボーカル×ビッグバンドという共演が話題を呼んだが、本作では、「Love Is A Many-Splendored Thing」「My Life」といったスタンダードナンバーから、「また逢う日まで」「見上げてごらん夜の星を」といった昭和の名曲、そして「MOON LIGHT BLUES」「僕はこの瞳で嘘をつく」といったASKA作品などを交えて、ビッグバンドをバックにASKAが歌い上げる。なお、iTunes Storeではライブ音源が配信される。

そんなASKAは、12月14日から全国ツアー『ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET』がスタート。ASKA作品における“ROCKET”という言葉の響きからは<ここは途中だ 旅の何処かだ>というフレーズが浮かんできそうになるが、アルバム収録曲を眺めてみると、ここはやっぱり<夏色の太陽に消えた あの日のアトム>なのだろうか。それとも“ROCKET”がキーとなる別の曲があるのか……? などなど、いろんな想像を膨らませながら、まずは残り39日。来るべき10月17日を待ちたい。

■『SCRAMBLE』 収録曲
01.UNI-VERSE (Album Mix)
02.いろんな人が歌ってきたように
03.朝をありがとう
04.L&R (Album Mix) 
05.どんなことがあっても
06.SCRAMBLE
07.歌の中には不自由がない
08.あなたが泣くことはない
09.水ゆるく流れ
10.僕の来た道
Music Video [Blu-ray]
01.UNI-VERSE
02.いろんな人が歌ってきたように
03.朝をありがとう
04.歌の中には不自由がない
05.あなたが泣くことはない
06.僕の来た道
CD / Blu-ray / PICTURE BOOK(48Page) / LYRICS BOOK(24Page) / 豪華特殊パッケージ

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆『SCRAMBLE』特設サイト
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