ニッキー・ミナージュ、No.1が獲れなくても記録達成
ニッキー・ミナージュのシングル「スターシップス」が、一度も圏外に落ちることなく、20週にわたって全米シングル・ヒット・チャートHOT100でトップ10をキープ、2009年のブラック・アイド・ピーズ「アイ・ガッタ・フィーリング」が打ち立てた記録に並んだ。
ビルボード読者からの問い合わせで判明したこの記録は、3位に1995年のマライア・キャリー「ワン・スウィート・デイ」の19週、4位に2007年のアヴリル・ラヴィーン「ガール・フレンド」の18週、5位に2010年のケイティ・ペリー「カリフォルニア・ガールズ」と1997年のパフ・ダディ&フェイス・エヴァンス「アイル・ビー・ミッシング・ユー」の17週が入っている。
不思議なのは、上位ランク・インしたどの曲も必ずNo.1を獲得してのロング・セラーとなっているが、「スターシップス」は一度もNo.1を獲得していないことだ。9位にランクされた後、最高位は5位に止まっている。これは、あいにく上位にゴティエのスーパー・ヒット「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」などの強力曲が君臨していたためNo.1獲得に至らなかったこともあるが、爆発的ヒットではなく徐々に音楽ファンの間で浸透してきたことを物語ってもいる。ブラック・アイド・ピーズを引き離し、単独1位の記録を打ち立てることは間違いないだろう。
◆ニュース提供:ビルボード
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