ペルーの日系3世&日本舞踊師範の異色デュオ・アルマカミニイトがデビュー

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男性ヴォーカルユニット・アルマカミニイトが、デビューシングル「茜」の発売を記念して、デビュー日となる4月25日に池袋サンシャインシティにある噴水広場でイベントを行なった。

◆アルマカミニイト 画像@サンシャインシティ噴水広場

アルマカミニイトは、日本での歌手デビューを目指して単身ペルーからやってきた日系3世のエリックと、日本舞踊師範という顔を持ちながらも歌手デビュー目指してアマチュア活動を行なっていた宗彦のふたり組。ともにアップフロントワークス主催のオーディションで特別賞を受賞したことからユニットを結成した。ハロプロファンならどこかで彼らのことを目にした、という人もいるだろうし、中島卓偉ファンには、2011年10月に行なわれた24時間USTライヴ<「TAKUI NAKAJIMA 24hour LIVE on USTREAM Vol.2」自分(てめぇ)への挑戦 ~24時間生中継スペシャル~>で、抜群の歌唱力を誇る卓偉と見事なセッションで「スタンド・バイ・ミー」を披露したふたり、といったほうがいいかもしれない。

そんな彼らのデビューシングル「茜」は、印象に残るアフタービートとふたりのハーモニーが融合したナンバー。生まれ育った国や生い立ちが全く違うふたりではあるが、デビューに向けて弾き語りでのストリートライヴやイベント出演などで経験を積んだ、息の合ったパフォーマンスをオーディエンスに届けた。また、この日のイベントでは、デビューシングルに収録の「茜」、「青にのせて」、「Blue Horizon」のほか、アンデスのフォークローレの代表曲である「コンドルは飛んでいく」などもパフォーマンスされた。

また、南米での歌謡コンクールでも演歌を唄い、数々の賞を受賞してきたエリック。自己紹介で、「父親の影響で演歌を聴いて育ったので、演歌ばっかり聴いていました。」と発言すると、会場のファンからリクエストの拍手が起こり、細川たかしの曲を唄う場面も。すらりとしたルックスからは想像できない歌声と意外性に驚くファンからは歓声があった。

イベント終了後、宗彦は達成感に満ち溢れた笑顔で「楽しく出来ました! 本当に最高でした。」とコメント。2年前に単身で日本にやってきたエリックは、「昔から歌手を目指してデビューすることが夢で、まさか今日デビューを迎えられたなんて、すごく嬉しくて感動して泣きだしそうになりました。気持ちをこめて唄いました。」と、感激した表情。また、そんなエリックの隣で唄っていた宗彦もそれには察していたようで、「エリックがそんな状況だったので、もらい泣きしないように、あまりエリックのことを見ないようにしました。イベントの最後唄っている時に一人でやっていた時の頃の時や、お客さんがいない中唄っていた時のことを思い出しながら唄っていました。」と、過去の自分がここまで辿りついた喜びを語った。

さらに今後の目標と聞かれると、「これからも気持ちを歌に表現するアーティストになりたいです。これからも日本と世界のかけ橋になっていきますので、みなさんこれからも応援お願い致します!」と、力強い意気込みをみせていた。

◆アルマカミニイト オフィシャルサイト
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