Gibson USA、オート・チューニング機能やマルチ・エフェクトなど最新テクノロジー搭載の「Firebird X」限定リリース

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Gibson Guitarは、これまでのギターの技術を新たなレベルまで高めた最新テクノロジーギター「Firebird X」の日本でのリリースを発表した。

「Firebird X」は、オート・チューニング機能、ギター内蔵のマルチ・エフェクト、ワイアレス・ペダル・コントロールを搭載し、抜群の操作性とデザインを兼ね備えた画期的なギター。全世界1800 本限定発売(RedolutionカラーとBluevolutionカラーそれぞれ900本ずつ)となる。

1960年代に誕生したFirebirdモデルの進化系が、今回登場した「Firebird X」。オート・チューニングを可能にする第4世代のロボットチューナー、ギター内蔵のエフェクト機能、ステージやスタジオで抜群のユーザビリティを発揮するブルートゥース採用のワイアレス・ペダルをはじめとしたさまざまな画期的な機能を搭載している。

Gibson Guitar の会長ヘンリー・ジャスキヴィッツはこうコメントしている。

「イノベーション(革新)こそ、常にギブソンの原動力となってきました。Firebird Xは、まさにそれを実現した驚くべきギターです」「 Firebird Xは、これまでのギターの中で最も先駆的なテクノロジーを搭載したギターであることは間違いないでしょう。今回新たに導入された内蔵エフェクト機能によって、音の可能性を別次元へ高めました。もちろん、これまでのような一本一本丁寧に仕上げる伝統の技術と最高のプレイアビリティは変わりありません」


さらに、Firebird Xの登録済のオーナーは、「Firebird X Visionaries Club」と呼ばれるオンライン・コミュニティーサイトにアクセスすることが可能になり、メンバーはそこでソフトウェア、パッチ、マニュアルなどのダウンロードをはじめさまざまなサポートを受けることができる。また、メンバーはそれぞれプロフィール・ページを作って、他のメンバーたちとプリセット・ファイル、オーディオ/ビデオ・コンテンツなどを共有したり、相互に情報交換することが可能だ。

それでは、技術仕様を見ていこう。まず、丁寧に選び抜かれたスワンプ・アッシュからなる軽量のボディ(6-7lbs 約 3kg)、そして滑らかなサテン・フィニッシュが施された細めのメイプル・ネック、メイプル指板を採用し、ギブソン・オリジナルのProXソフトケースも付属する。

注目の内蔵エフェクト機能は、最小限の動作でアクセス可能で、セッティングの変更や異なるエフェクトへ切り替えがスムーズに行える。ギターにプリセットされているサウンドはどれも最高水準のものでワールドクラス級のトーンや様々なニューサウンドを生み出す。また、オート・チューニングは、ハードウェアとソフトウェアでサポートされている第4世代のオート・チューニング機能を搭載。より素早く正確なチューニングが可能になっている。

Firebird Xのボディには、一見通常のピックアップセレクターのような3つのトグポットと呼ばれるコントロールが搭載されている。そのうち2つのトグポット(レッド&ブルー)のトグル・シャフトを回転することにより、スムーズにエフェクト・レベルを調整することが可能。そして、3つ目のトグポット(グレー)を回転すると、ピエゾ・ピックアップのアコースティック・サウンドのブレンド量を調整することが可能で、アコースティック・サウンドのみにすることもできる。ギブソンの人気のアコースティックギターJ45のサウンドをイメージして作られたサウンドは、それがエレクトリック・アウトプットから出力されたものだとは分からないほど、本物のアコースティック・サウンドに近いものになっている。

搭載されている3つのミニ・ハムバッカーとノイズを低減したヘクサフォニック・ピエゾ、そしてハイダイナミック・レンジのプリアンプによって、 Firebird X はどんな状況でも対応できるギターになっている。ブリッジに搭載されているピエゾ・ピックアップには、ヘックス・アウトプット(それぞれの弦の音を別々にコンピューターやライブセッティングに出力することが可能)が搭載され、さまざまな洗練された音響空間を生み出すことができる。

画期的なバッテリー・セービング技術、効率的なロボットチューナー、省エネ回路などにより、 Firebird Xのバッテリーはさらに進化し、2時間以上の持続的な使用にも耐えられる。また、必要に応じて、即交換可能な携帯バッテリーも付属する。

■ワイアレスのペダル&フットスイッチ

ギブソンは、ワイアレスの開発技術で世界的に有名なCSRと手を組むことで、ワイアレスのペダルおよびフットスイッチを開発することに成功した。CSRのオーディオ・コンシューマー・ビジネス部門のシニア・バイス・プレジデントであるアンソニー・ムレイ氏はこうコメントしている。「CSRは、我々が持っているブルートゥース技術と、新しいものを創造することへの情熱が合わさることで、ギブソンのビジョンを現実のものにしました」「結果として、これまで必要であったケーブルをなくし、より正確で直観的な楽器の操作を可能にしました」これらのギターペダルとフットスイッチは専用のコネクターによってしっかりと結合され、コンパクトなペダルボードをセットアップすることができる。

Firebird Xのディストーションは、McDSPのChrome Toneプラグインを採用し、ギブソンのエンジニアたちの手によって、さまざまなモジュレーション、ディレイ、リバーブなどのエフェクト機能を導入。さらに、ダイナミック・ディレイ、スプリング・リバーブ、アナログ・コーラス/ディレイ、10秒ルーパーなどの新しいエフェクトも追加している。また、Firebird Xは、ギブソンが開発した「ピュア・アナログ」エンジンという高性能プロセッサを内蔵しており、プロフェッショナルなアナログ・サウンドと共に、ワールドクラス級のサウンド/エフェクトを生み出す。

◆Gibson Firebird X
価格:582,750円
発売日:2012年3月下旬予定

◆Firebird X 製品詳細ページ(英語)
◆Gibson Guitar
◆Gibson Guitar Corporation Japan
◆BARKS 楽器チャンネル
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