最愛のおばあちゃんに届け!中川翔子、ラゾーナ川崎で7,000人と熱唱
◆中川翔子 画像
“しょうこコール”の中で登場すると、まずは「あけましておまみたーす! カオスキター!」と“しょこたん語”で新年のあいさつ。今年初の屋外でのライヴ・イベントに登場したしょこたんが、天国に旅立った祖母に聞こえるように、ファン7,000人と一緒に声を張り上げた。
1月3日に死去した栄子さんは、しょこたんのCDデビュー以来、都内でのライヴにはほとんど来場し、昨年12月19日の中野サンプラザライヴでも3時間、サイリウムを振り続け応援してくれたのだそう。そんな最愛の祖母との別れに、しょこたんはショックからブログを3日間更新できなかった。
これまで25億以上のアクセスを記録する、彼女のライフワークとも言うべきブログ更新の休止について、「当たり前にいた存在が急にいなくなって、どうしたらいいか…言葉が止まってしまった」と説明し、ブログ休止の間もファンの励ましコメントが書き込まれ続けた事に対して「みんな待っててくれてうれしかった」と思わず言葉を詰まらせた。
くしくも新曲「ホロスコープ」は、二度と会えない人への思いをつづった歌。「強い思いは会えない人にも届く」とこの曲の歌詞を解釈し、祖母のために歌い続けようと奮起し、悲しみを振り払うように、「ホロスコープ」など3曲を文字通り熱唱。
「笑えば、歌えば、思いは天国に届きます。もっと強く前向きに生きていきたい」と伝え、最後は笑顔いっぱいで3,500人と握手会を楽んだ。また、同日夜には兵庫県の西宮ガーデンズでも同じイベントを行ない、4,000人集客、1,500人と握手を行ない“最愛のおばあちゃん”をしのんだ。
2002年の本格的デビューから、今年で10周年。音楽活動のほか「ウチくる!?」「とくダネ!」などテレビ番組のMCやコメンテーター、ディズニー映画の日本語吹き替え版の声優、女優など、独特のオタクキャラで走り続けてきたが、貪欲な姿勢は変わらず「夢はたくさんある。ロックに生きたいし、アニメ(ソング)も歌いたい。もっとオタクになりたい。ドSにガンガン攻めたい」と元気いっぱいに話した。
自身の誕生日である5月5日には東京・日比谷野外音楽堂で誕生日ライヴを開くことも発表。同所での初の公演に「夢でしたが…レベル27(27歳)。ギャ~! ま、レベルのことは考えないでおきましょう!」と締めくくった。この野外ライヴでもきっと、彼女の歌声は天国の祖母に届くに違いない。
なお、このリリース記念イベントは15日(日)には名古屋・あすなる金山でも開催された。
写真●佐藤薫
◆中川翔子オフィシャルサイト
この記事の関連情報
中川翔子、VR映画『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』主題歌のニューシングル発売決定
ゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』主題歌を中川翔子が担当
芸能生活20周年を迎えた中川翔子、「THE FIRST TAKE」初登場
中川翔子、ケンモチヒデフミがプロデュースした20周年ソング「中川翔子」MV公開
中川翔子、アニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』主題歌を担当
全曲「浪漫飛行」の米米CLUBトリビュートアルバムが完成
中川翔子、誕生日に日比谷野音で<しょこたんフェス>開催「歌があってよかった」
中川翔子、デビュー20周年ベストで“大人の魅力”あふれる姿を披露
中川翔子、3時間超えの全シングル披露ライブ完走「出会ってくれてありがとう」