映画『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー』、プレミアイベント開催

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11月24日(木)新宿バルト9にて、忌野清志郎の伝説のライブを初映像化した映画『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー~感度サイコー!!!~』の大江戸プレミアイベントが行われ、本作にも出演し忌野清志郎とも親交の深かった間寛平と間慎太郎親子が登壇した。

◆映画『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー』予告編

世界初のお披露目となったこの日、新宿バルト9では“大江戸プレミア”、大阪の梅田ブルク7では“ナニワプレミア”と題し、異例の同日世界初上映となった。

舞台挨拶前では忌野清志郎の生誕60周年を祝い、間寛平と間慎太郎親子が「雨あがりの夜空に」をスターステージにて披露、その様子を見ていた観客も思わず一緒に歌いだし、大合唱となる異様な盛り上がりを見せた。ステージ上でのトークでは、間寛平が他界された立川談志について語り、「『いつみても波乱万丈』でご一緒させて頂き、本当に魅力のある人だと感じました。いろいろなことが勉強になり、もっと教えてもらいたかった。」と明かした。

その後、シアター内にて間寛平、間慎太郎、鈴木剛監督による舞台挨拶が行われた。忌野清志郎と家が近所ということもあり、古くから親交があった間寛平は、忌野清志郎の魅力について聞かれると「ロックのキングですわ。すんごい優しい人。思いやりのある人です。」と笑顔で答えた。また忌野清志郎のライブを昔から観ていて憧れの存在だったと明かした間慎太郎は「2007年にアルバムを出した時、清志郎さんからのコメントを頂きたかったんですけど、ちょうど病気でお休みされてる時だったんです。でも、清志郎さん自らアイデアを出してくれて、わざわざ花やしきでコメント映像を撮影してくれたんです。本当に愛のある人です。」と心温まるエピソードを明かした。

忌野清志郎がいたら、本作についてどんな話をするかという質問に、間寛平は「アースマラソンでもお世話になり、このような映画にも出演させて頂いて、すごい良い映画になっていると噂を聞くんです。本当に清志郎も喜んでいると思いますよ。」と答え、間慎太郎は「清志郎さんのライブが観たいですね。たまに、夢でも出てくるんですよ。ライブで歌っている姿が。できるなら、もう一度観たいです。」と感慨深く答えた。

最後に、鈴木監督は「本作はドキュメントではなく現在進行形の映画です。ライブ映像と撮り下ろしの映像が合わさった今までに無い映画になっています。どうぞ最後まで楽しんでください。」と本作に掛ける熱い思いを語った。忌野清志郎の多くのファンが駆けつけた大江戸プレミアイベントは忌野清志郎の生誕60周年を祝いつつ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。

『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー~感度サイコー!!!~』は過去3度にわたり大阪城ホールにて行われた伝説のライブ“ナニワ・サリバン・ショー”の貴重なライブシーンを駆使しながら、大阪、音楽、そして忌野清志郎を愛する多数のアーティストが新たな撮影に参加した作品だ。「4回目のナニサリ、やっちゃうかい?」とばかりに忌野清志郎を慕うあまたの人々が結集したキャストと、“ナニサリ”の5.1chサラウンドで構成されたライブ映像が有機的に組み合わさった、世にもユニークな音楽映画だ。過去の「ナニワ・サリバン・ショー」のライブ映像を楽しめるのはもちろんだが、豪華アーティストが様々な役どころを演じている姿も必見。忌野清志郎と彼と親交の深い豪華アーティストが紡ぎだす今までに見たことのない本作を、ぜひご堪能いただきたい。


『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー~感度サイコ―!!!~』
出演:忌野清志郎/石田長生/内田勘太郎/木村充揮/宮藤官九郎/斉藤和義/清水ミチコ/竹中直人/Chara/トータス松本/仲井戸麗市/中村獅童/間寛平/間慎太郎/ハナレグミ/HIS[細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美]/藤井裕/布袋寅泰/松たか子/矢野顕子/山崎まさよし/ゆず/Leyona、大阪、音楽、そして忌野清志郎を愛するものたち
監督:鈴木剛
脚本・構成:チェリーズ
製作:キノフィルムズ
製作総指揮:木下直哉
プロデューサー:武部由実子
2011年/日本/上映時間:114分/カラー
企画:FM802+キノフィルムズ+ベイビィズ
配給:ティ・ジョイ+キノフィルムズ
配給協力:プレシディオ
www.nanisari.jp
(C)2011「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」製作委員会
11月26日(土)梅田ブルク7、新宿バルト9ほか全国ロードショウ
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