マイケル・ジャクソン公判が再開、検察側最後の証人が証言台へ
マイケル・ジャクソンの死を巡る公判が再開された19日(水)、検察側の最後の証人として予定されている麻酔専門医のスティーヴン・シェイファー医師が証言台に立ち、マイケルの死因とされるプロポフォールは正しく使用されれば「素晴らしい」薬であると証言した。
自身の患者にプロポフォールを投与する際、「マイケル・ジャクソンを死なせた薬を投与するのか?」という質問を受けるのが日常茶飯事だというシェイファー医師は、同薬品が素晴らしい薬品であり、この一件は通常の医師が治療を施す際の経験とは全く異なるものであるということを、世間に人々に理解して欲しいと訴えた。
また同公判では陪審員に対し、プロポフォールが日常的に麻酔薬として手術前の患者に安全に使用される状況を再現したビデオが見せられた。その映像の中では、患者が呼吸をしていないことに担当麻酔専門医が気付いた際、「助けを呼ぶ」という言葉が画面上に点滅して表示されており、シェイファー医師は「最初に口にすること、最初に起こす行動は助けを呼ぶということです」と必要な処置を説明した。
しかし、これを弁護側は「ひどい再現ビデオ」だと呼び、陪審員への放送を阻止しようとしていた。「このビデオの目的は陪審員に情報を与えることではなく、印象を残すことです」「要するに、これは検察側が陪審員に信じて欲しい状況を再現しているものなのです」
また、同日マイケルの母であり、マイケルの子供たちの後見人を務めるキャサリンがCNNに対し、マイケルの子供たちを証言台に立たせることは有り得ないとコメントしていた。
BANG Japan
◆BARKS洋楽チャンネル
自身の患者にプロポフォールを投与する際、「マイケル・ジャクソンを死なせた薬を投与するのか?」という質問を受けるのが日常茶飯事だというシェイファー医師は、同薬品が素晴らしい薬品であり、この一件は通常の医師が治療を施す際の経験とは全く異なるものであるということを、世間に人々に理解して欲しいと訴えた。
また同公判では陪審員に対し、プロポフォールが日常的に麻酔薬として手術前の患者に安全に使用される状況を再現したビデオが見せられた。その映像の中では、患者が呼吸をしていないことに担当麻酔専門医が気付いた際、「助けを呼ぶ」という言葉が画面上に点滅して表示されており、シェイファー医師は「最初に口にすること、最初に起こす行動は助けを呼ぶということです」と必要な処置を説明した。
しかし、これを弁護側は「ひどい再現ビデオ」だと呼び、陪審員への放送を阻止しようとしていた。「このビデオの目的は陪審員に情報を与えることではなく、印象を残すことです」「要するに、これは検察側が陪審員に信じて欲しい状況を再現しているものなのです」
また、同日マイケルの母であり、マイケルの子供たちの後見人を務めるキャサリンがCNNに対し、マイケルの子供たちを証言台に立たせることは有り得ないとコメントしていた。
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