まさに究極、BLUE NOTEレコードが世紀の復刻
まさに「究極のレコード復刻」と呼ぶにふさわしい、BLUE NOTEアナログ・ファンにとって夢のような「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」が始動、遂に10月19日に第1期として5タイトルがリリースとなった。
◆「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」画像
EMIミュージック・ジャパンとディスクユニオンによる共同企画で“究極のアナログ・レコード復刻企画”はスタートした。この「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」は、文字通り「BLUE NOTE」の名作レコードの数々を、ジャケット・デザインやレコード盤面など、発売当時の仕様に忠実に再現するというプロジェクトだ。以前より寄せられてきた復刻リクエストに応えたものだが、BLUE NOTEの初盤レコードが希少であり、目玉が飛び出るようなプレミア価格となってしまっている現状に対しての回答でもある。
もちろん重要なのは、プレミア価格でも手に入れたいと思うマニアにとって、満足すべき復刻を遂げることだ。「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」に注がれたエネルギーとそのこだわりは並ではない。まずはジャケットの紙を折り曲げたときにテープで接着するときに出来る跡(額縁ジャケットと呼ばれる)を再現。そして更にジャケットの表と裏で違う紙を使用、発売当時のBLUE NOTEの住所表記を再現、レコードの中央部分であるレーベル面にDEEP GROOVEと呼ばれる「溝」を再現、さらにオリジナル・マスター・テープからのカッティング…などなど。現存する資料を元に、驚くほどの忠実さで再現されている。住所表記などは発売時のものが再現されているだけで、現在のレーベル表記や日本語表記などは一切入っていない。
これらの徹底した規格をクリアするべく、アナログ・レコードのプレス工場はアメリカ内で厳選された。最終的にカンサス州サライナにある工場が選ばれ、そこでプレスが行なわれている。DEEP GROOVE(溝)をはじめとして、要求するクオリティがかなりの厳密さを必要とするため、実はディスクユニオンとEMIミュージック・ジャパンの担当者が現地に飛び、現地工場で指導を実施している。サライナという町は、通常日本人ビジネスマンが訪れるようなことはほとんどないようなアメリカ中央部の小さな田舎町だ。飛行機を乗り継ぎ、最終的にはプロペラ機で担当者2名が現地に降り立ち、徹底指導。地元では「日本人がレコードの溝を見るためにやって来た」と話題になり、地元のテレビや新聞などで取り上げられる騒ぎとなった。
結果、1950~1960年代に活躍していたプレスマシーンを使用することにより、レーベル面にDEEP GROOVE(溝)が再現され、堂々たる風格の盤が仕上がっている。また、1557番までのリリース作品はFLATエッジが再現されており、これは本復刻のために型を起したもの。もちろんカッティングは純然たるオリジナル・マスターテープから行なわれ、素のマスターテープの音がそのまま円盤に封じ込めれている。まさに録音現場の生々しい記録が堪能できるというものだ。なお、プレスに至ってはオリジナル盤リリース当時の風合いを再現するため、200グラム重量盤でのプレスを決行している。また、オリジナル・インナースリーヴ(内袋)は時代変遷通りに再現するという、あまりに細かいこだわりっぷりだ。
2011年10月の第1回期リリースの後は、12月14日に第2期5タイトルがリリースされ、その後も2012年年2月、4月…と隔月で毎回5タイトルずつ発売し、数年をかけてまずは100タイトルのリリースを目指すという。人気作品を人気順にリリースするのではなく、1500番台や4000番台なども毎回バランスよく配分され登場していくようだ。
最高音質で楽しむアナログ・サウンドの厚みと艶を、数年にわたって楽しめる、最高のプロジェクトのスタートだ。
BLUE NOTE プレミアム復刻シリーズ第1期
2011年10月14日発売
~From The Original Master Tapes~ MONO
Limited Edition ※完全初回限定プレス生産 各5,250円(税込)
監修:行方均 菊田有一 塙耕記
●BLP-1524 KENNY DORHAM『'Round About Midnight At Cafe Bohemia』
●BLP-1538 LEE MORGAN『Indeed!』
●BLP-1577 JOHN COLTRANE『Blue Train』
●BLP-4031 HANK MOBLEY『Soul Station』
●BLP-4195 HERBIE HANCOCK『Maiden Voyage』
◆BARKS洋楽チャンネル
◆「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」画像
EMIミュージック・ジャパンとディスクユニオンによる共同企画で“究極のアナログ・レコード復刻企画”はスタートした。この「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」は、文字通り「BLUE NOTE」の名作レコードの数々を、ジャケット・デザインやレコード盤面など、発売当時の仕様に忠実に再現するというプロジェクトだ。以前より寄せられてきた復刻リクエストに応えたものだが、BLUE NOTEの初盤レコードが希少であり、目玉が飛び出るようなプレミア価格となってしまっている現状に対しての回答でもある。
もちろん重要なのは、プレミア価格でも手に入れたいと思うマニアにとって、満足すべき復刻を遂げることだ。「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」に注がれたエネルギーとそのこだわりは並ではない。まずはジャケットの紙を折り曲げたときにテープで接着するときに出来る跡(額縁ジャケットと呼ばれる)を再現。そして更にジャケットの表と裏で違う紙を使用、発売当時のBLUE NOTEの住所表記を再現、レコードの中央部分であるレーベル面にDEEP GROOVEと呼ばれる「溝」を再現、さらにオリジナル・マスター・テープからのカッティング…などなど。現存する資料を元に、驚くほどの忠実さで再現されている。住所表記などは発売時のものが再現されているだけで、現在のレーベル表記や日本語表記などは一切入っていない。
これらの徹底した規格をクリアするべく、アナログ・レコードのプレス工場はアメリカ内で厳選された。最終的にカンサス州サライナにある工場が選ばれ、そこでプレスが行なわれている。DEEP GROOVE(溝)をはじめとして、要求するクオリティがかなりの厳密さを必要とするため、実はディスクユニオンとEMIミュージック・ジャパンの担当者が現地に飛び、現地工場で指導を実施している。サライナという町は、通常日本人ビジネスマンが訪れるようなことはほとんどないようなアメリカ中央部の小さな田舎町だ。飛行機を乗り継ぎ、最終的にはプロペラ機で担当者2名が現地に降り立ち、徹底指導。地元では「日本人がレコードの溝を見るためにやって来た」と話題になり、地元のテレビや新聞などで取り上げられる騒ぎとなった。
結果、1950~1960年代に活躍していたプレスマシーンを使用することにより、レーベル面にDEEP GROOVE(溝)が再現され、堂々たる風格の盤が仕上がっている。また、1557番までのリリース作品はFLATエッジが再現されており、これは本復刻のために型を起したもの。もちろんカッティングは純然たるオリジナル・マスターテープから行なわれ、素のマスターテープの音がそのまま円盤に封じ込めれている。まさに録音現場の生々しい記録が堪能できるというものだ。なお、プレスに至ってはオリジナル盤リリース当時の風合いを再現するため、200グラム重量盤でのプレスを決行している。また、オリジナル・インナースリーヴ(内袋)は時代変遷通りに再現するという、あまりに細かいこだわりっぷりだ。
2011年10月の第1回期リリースの後は、12月14日に第2期5タイトルがリリースされ、その後も2012年年2月、4月…と隔月で毎回5タイトルずつ発売し、数年をかけてまずは100タイトルのリリースを目指すという。人気作品を人気順にリリースするのではなく、1500番台や4000番台なども毎回バランスよく配分され登場していくようだ。
最高音質で楽しむアナログ・サウンドの厚みと艶を、数年にわたって楽しめる、最高のプロジェクトのスタートだ。
BLUE NOTE プレミアム復刻シリーズ第1期
2011年10月14日発売
~From The Original Master Tapes~ MONO
Limited Edition ※完全初回限定プレス生産 各5,250円(税込)
監修:行方均 菊田有一 塙耕記
●BLP-1524 KENNY DORHAM『'Round About Midnight At Cafe Bohemia』
●BLP-1538 LEE MORGAN『Indeed!』
●BLP-1577 JOHN COLTRANE『Blue Train』
●BLP-4031 HANK MOBLEY『Soul Station』
●BLP-4195 HERBIE HANCOCK『Maiden Voyage』
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