The B-52's、ライブ盤発表、さらにお宝映像放出の可能性
The B-52'sのライブ・アルバムとDVD『ウィズ・ザ・ワイルド・クラウド!―ライブ・イン・アセンズ、GA』は、共同創立者のキース・ストリックランドによると、そのコンサート活動をグループがドキュメントする「始まりに過ぎない」のかもしれない。
「もっとたくさんやりたいね」とストリックランドは、今は亡きギタリストのリッキー・ウィルソンを含むオリジナル・ラインナップの映像など初期関連の「たくさんのものがある」という。
「何トンもあるよ。1ST、2NDアルバムが出たあとの初期の素晴らしいコンサートがいくつかあるんだ。DVDなんかで出ていないものだ。1980年の最初のツターのひとつで、僕はビデオ・カメラを買って、そのすごく大きなヤツを肩に担いで行ったんだ。それで楽屋の僕たちとかいろんなものを録ったのさ」。またネバダ州ラスベガスの大学での昼間のコンサートの映像もある。撮影していたのはその日仕事のない照明係だった。
「撮影してよって言ったら彼女はステージ上を歩き回りながら僕たちを録ってくれた。初期の僕たちの素晴らしいドキュメントだよ。すごいクローズアップで、まさにそこにいるみたい。見ていてすごく楽しいんだ」
彼はさまざまなマテリアルを集めて、「僕たちの初期を、僕たちにとって人生がどんな風だったかをドキュメントするものにしたい。作るのはすごく楽しいはずだ。『さあ、やろうよ』って言わなきゃならないだけさ。みんなを参加させてうまく行くようにするだけなんだから。僕たちが集まって合意するだけの話さ。それがかなり大変なんだけどね!」
それまで、ファンは10/11に発売された『ウィズ・ザ・ワイルド・クラウド!』で満足しなくてはならない。これは、ジョージア州アセンズにあるクラシック・センターで2月に収録されたものだ。ほぼ34年前のその日、バンドは友だちのバレンタイン・デーのパーティで初めてのコンサートを行なっている。ストリックランドもバンドのメンバーも「撮影されるのはそんなに好きじゃない」というものの、作品には満足しているそうだ。
「ある意味でエモーショナルな感じだったね。一巡りしたって気がしたから。観客も友だちがいっぱいだったし、遠くからショーを見に来てくれたファンもいて、ほんとにエキサイティングで、お祭りみたいだった。人々はドレスアップし、ほんとにのめり込んでいたよ。そういうものを僕たちは大切にしているんだ」そんな気持ちがオープニングの「パンプ」の歌詞から取られたアルバム・タイトルにも反映されている。
◆ニュース提供:ビルボード
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