UKでブレイク中のアルファビート、日本上陸

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UKでアルバム『アルファビート / This Is Alphabeat』とシングル『ファシネーション / Fascination』が共にトップ10入りし、流行に敏感でオシャレなロンドン・キッズの間で話題となっているのがアルファビートだ。

プリンスの80年代のヒット曲「アルファベット・ストリート」からインスパイアされたというバンド名を持つ彼らは、デンマーク出身の6人組ディスコ・ポップ・ユニット。メンバー全員20代前半という若さにも関わらず、彼らのサウンドは80年代がコアにある。

当然ながらリアルタイムな世代ではないが、リバイバル・ブームの中から琴線に響いた連中が引き寄せられるようにメンバーとなっていったのであろう。デヴィッド・ボウイ、ヒューマン・リーグ、ロクセット、ワム!、B-52'sなど80年代ポップの要素がブレンドされ、現在のエッセンスと最新のセンスで仕上げられたサウンドが、大きな評価を獲得している。一聴したところ非常にポップに聴こえるものの、ひとつひとつの音の裏に隠された毒々しさは、ロック・マニアにはぴりぴりとたまらない刺激のはず。

ちなみにここ日本では、なんと吉井和哉が自身の携帯サイトのブログ(http://mobile.yoshiikazuya.com/)にて大絶賛。「こないだアメリカで何気なく買ったのですが、全曲いいです。車の中で延々繰り返しても飽きません。派手なパーティーチューン中心ですが、中々深いバンドです」(サイト内より抜粋)とジャケット付で紹介している。いやー、さすが!

感度高いロックファンのアンテナを刺激しまくっているアルファビート、ここらでひとつ要注目です。最新PV他、詳細はオフィシャルサイトでご確認を。

■アルファビート日本オフィシャル・サイト
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