ブラック・キッズ、ミッション音楽からウィーザーまで

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BBCが発表した2008年注目のバンド・トップ10<Sound Of 2008>およびRolling Stone誌の同様のリスト<Artists To Watch(in 2008)>に登場し、すでに日本でも話題沸騰中のブラック・キッズ。「B-52'Sのようなパーティー・バンドを目指してる」という彼らが、意外なルーツについて語った。

ブラック・キッズは、フロリダ、ジャクソンビルの出身。そこは、かなり宗教心の厚い地域のようだ。フロントマンのレジー・ヤングブラッドは、音楽をスタートし始めたときのことを『The Sun』紙でこう話している。「ずい分、前の話だ。クリスチャン・ミュージックでスタートするってのは、ジャクソンビルでは珍しいことじゃない。クリスチャンの子供にとってのジレンマだ。俺は音楽が好きだけど、キリストも好きなんだ。だからキリストへのラブソングを歌うっていうのが、その解決策だ」

今週UKでリリースされるデビュー・アルバム『Partie Traumatic』について問われた彼は、ウィーザーの『Blue Album』を例に挙げた。「(自分たちの)アルバムに満足してる。ほんとにクールだからな。シングルを10曲集めたようなアルバムを作りたかった。間を埋めるだけの曲なんて欲しくなかったんだ。バンド・メイトのケヴと俺はティーンエイジャーのとき、ずっとウィーザーの『Blue Album』を聴いてた。10のビューティフルな曲が収録されたアルバムだって思ったもんだよ。全部に価値がある」

『Partie Traumatic』は、ダフィ、ケイジャン・ダンス・パーティ同様、元スウェードのバーナード・バトラーがプロデュース。スウェードのファンだったレッジーは、彼が引き受けてくれるとは思ってもいなかったという。「スウェードのファンだったけど、バーナードが俺たちと何かやりたいと思うなんて夢にも思わなかったよ。彼はパーフェクトだった」

ブラック・キッズは、UKでデビュー・アルバムがリリースされる月曜日(7月7日)、ロンドンのKOKOで行なわれる<iTunes LIVE Festival>でパフォーマンスする。

Ako Suzuki, Lodnon
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