Novationからキーボード・コントローラー「Impulse」3モデル登場、パッドはAbleton Live特化モードも装備

ハイ・リゾリューションは、英NovationのプロフェッショナルMIDIキーボードコントローラー「Impulse」を9月16日より発売する。

「Impulse」は、品質、機能、価格とバランスのとれたNovationが誇る最新のMIDIキーボードコントローラー。PCとの接続はUSBでバス給電対応。鍵盤はベロシティ、アフタータッチ付きのセミウェイト鍵盤で、25鍵、49鍵、61鍵の3モデルがラインナップされる。

注目はよりシンプルかつ素早いソフトウェアコントロールが実現されている点。これまでのMIDIコントローラーのように面倒な割当作業や割当プリセット操作などに苦悩することなく、DAWソフトウェアとソフトウェア音源やエフェクトなどのプラグインのフルコントロールを可能にしている。大型LCD装備で各パラメータのコントロール情報を瞬時に確認可能。最高9つの縦フェーダー（25鍵モデルは1つ）、8つのロータリーノブ、再生/ストップボタンなども装備する。

シンプルな操作を実現するためのソフトウェア「Automap」は、バージョン4に進化。「Impulse」と融合してよりシンプルかつ効果的な割当と操作を実現する。シーケンサー、プラグインのパラメーターをNovationコントローラーのボタン、ノブ、フェーダーに驚くほど簡単にアサインすることができる。また、Automapでは、複数のコントローラーを使用して、異なるパラメーターやプラグインの操作が可能。コントローラー操作でソフトウェアのパラメーターコントロール以外に、保存やズーミング、やり直しなどコンピューターのキーボードショートカットも設定することができる。

Ableton Liveの操作に特化したモードを備えたドラムパッドの装備もポイント。キーボードコントローラーとしてAbleton Liveと最も高い親和性を実現する。8つのドラムパッドはバックライトを装備、状況に応じて点灯色が変化するので、現在の設定情報も簡単に確認可能。また、アルペジオのワープ、リズムパターンの構築、さらにはAbleton Liveのクリップ操作も可能となっている。

さらにリアルタイムワープ操作が可能なアルペジエーター、コンピューターを介さずに単体のMIDIコントローラーとして使用可能など、多くのアドバンテージを備えている。

＜動作環境＞
Mac：OS X10.6以上（10.7対応）
Windows：XP SP3（32bit）、Vista（32bit）、Win7（32bit/64bit）

＜おもな仕様＞
操作子：
　Impulse 25：1×フェーダー、8×ロータリーエンコーダー、8×マルチカラードラムパッド
　Impulse 49：9×フェーダー、8×ロータリーエンコーダー、8×マルチカラードラムパッド
　Impulse 61：9×フェーダー、8×ロータリーエンコーダー、8×マルチカラードラムパッド
外形寸法：
　Impulse 25：W518×D335×H86
　Impulse 49：W840×D335×H86
　Impulse 61：W905×D335×H86

◆Impulse 25
価格：オープン（実勢価格 26,250円）
◆Impulse 49
価格：オープン（実勢価格 36,750円）
◆Impulse 61
価格：オープン（実勢価格 42,000円）
発売日：2011年9月16日

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