アジカン後藤、自身が編集長を務める新聞『THE FUTURE TIMES』をゲリラ配布
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が編集長を務める新聞『THE FUTURE TIMES』00号が完成。この週末、7月16日(土)、17日(日)に横浜アリーナで開催される<NANO-MUGEN FES.2011>での正式配布に先駆けて7月13日(水)、後藤編集長自らが渋谷のタワーレコード前でのゲリラ配布を行なった。
『THE FUTURE TIMES』 は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が編集長を務める新聞で、今回の震災を機に「新しい時代のこと、これからの社会のことを“未来を考える”をキーワードに発信する」という、後藤のアイディアが形になったもの。
7月13日(水)17時20分に『THE FUTURE TIMES』のTwitterで配布場所を発表し、17時半には後藤編集長が登場。自らの手で、刷り上がったばかりの新聞を道行く人たちに手渡した。
後藤は創刊に寄せて、『THE FUTURE TIMES』オフィシャル・サイト上で以下の様に語っている。
◆ ◆ ◆
未来について話そう
社会について、自分たちが暮らしているこの国について、時代について、
何かを変えていかなければいけないことを、
大なり小なり、震災以後は誰もが感じていると思います。
ただ、“どうしていいのかわからない”
“個人のちからなど知れている”という意味の言葉たちで、
そういう想いが掻き消されてしまう。握りつぶされてしまう。
それはもう、あらかじめそういうことを思わないように
プログラムされているかのようにも感じます。
僕は、いろいろな場所で皆が未来について考えて、
言葉を交わすようになれば、
おのずと社会や時代は変わると考えています。
まずは、このムードを変えること、空気を入れ換えること、
それが必要なのだと確信しています。
だから、「未来について話そう」を旗印に、
『The Future Times』という新聞を発行することにしました。
紙面では、編集された確かな言葉たちを“紙”という肉体的なメディアに載せて、
電脳の世界を飛び出したい。
そして、このWEB版では、インターネットならではの速度と情報量を使って、
様々な未来に対する言葉とユニークなイメージを発信したい。
そして、僕自身も考え続けたい。そんなことを考えています。
ミュージシャンが何をしているのかという疑問もあるでしょう。
でも、考えることは全ての表現に繋がります。
そして、それは“生きること”そのものだと僕は思っています。
この新聞を読んでくれた皆と同じ時代を生き、考え、
豊かな未来に対する沢山のヒントを集めたいと思います。
ひとつの答えを指し示すのではなく、
様々なイメージを発信したいと思います。
後藤正文
◆ ◆ ◆
『THE FUTURE TIMES』は、7月16日、17日に横浜アリーナで開催される<NANO-MUGEN FES.2011>から配布をスタート。その後、7月18日(月)からタワーレコード渋谷店、7月22日(土)からタワーレコード全店にて配布を予定。その他の配布予定は、『THE FUTURE TIMES』オフィシャル・サイトで順次発表される。
『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2011』
2011年6月29日発売
※アジカンをはじめ、WEEZER、MANIC STREET PREACHERS、the HIATUS、ストレイテナー、ASHなどNANO-MUGEN FES. 2011に出演するアーティストの楽曲を収録したコンピレーションアルバム。今年はASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲を2曲収録
[収録曲]
「All right part2」ASIAN KUNG-FU GENERATION & 橋本絵莉子(from チャットモンチー)
「ひかり」ASIAN KUNG-FU GENERATION
その他、フェス出演アーティストの楽曲を収録。
<ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES. 2011>
7月 16 日(土)/17日(日)横浜アリーナ
OPEN 10:00 / START 11:30
チケット料金 16日券 / 17日券 各 ¥9,800(税込)
チケット一般発売日 2011年6月5日(日)AM10:00~
(問)ディスクガレージ03-5436-9600(平日12:00-19:00)
◆チケット詳細&購入ページ
[出演 ALL DAYS]
ASIAN KUNG-FU GENERATION(JP)
THE RENTALS(US)/ アコースティックステージ
THE YOUNG PUNX! & PHONAT(UK)/ DJステージ
[7/16 ONLY]
WEEZER(US)
ASH(UK)
the HIATUS(JP)
ねごと(JP)
[7/17 ONLY]
MANIC STREET PREACHERS(UK)
ストレイテナー(JP)
BOOM BOOM SATELLITES(JP)
モーモールルギャバン(JP)
◆NANO-MUGEN FES. 2011 オフィシャル・サイト
◆『THE FUTURE TIMES』 オフィシャル・サイト
この記事の関連情報
ASIAN KUNG-FU GENERATION × Omoinotake、<M bit Live>第3弾で一夜限りのコラボライブ
【ライブレポート】ASIAN KUNG-FU GENERATION、2時間40分全27曲の<ファン感謝祭>にバンドの物語「まだまだこれからも転がっていきたい」
アジカン後藤正文を創立者とするNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」、クラウドファンディング開始
ASIAN KUNG-FU GENERATION、ツアー<サーフ ブンガク カマクラ>収録ライブ映像作品を9月発売
ASIAN KUNG-FU GENERATION、横浜BUNTAI 2days<ファン感謝祭2024>を生配信
ASIAN KUNG-FU GENERATION、「遥か彼方 (2024 ver.)」MVは南米のワンマン映像によるLive Edition
ASIAN KUNG-FU GENERATION、名曲「転がる岩、君に朝が降る」でTHE FIRST TAKEに再び
ASIAN KUNG-FU GENERATION、3年ぶりTHE FIRST TAKEで「遥か彼方」一発撮り
ASIAN KUNG-FU GENERATION、『Single Collection』より「遥か彼方 (2024 ver.)」を先行配信