<QUATTRO MIRAGE VOL.2~MORE ACTION, MORE HOPE.~powered by TOWER RECORDS>小谷美紗子×PERIDOTS
▲小谷美紗子 |
▲PERIDOTS |
◆<QUATTRO MIRAGE VOL.2>画像
会場の落ち着いた雰囲気のなか、小谷美紗子がステージに。今回は100sのメンバーでもあるベースの山口寛雄、ドラムの玉田豊夢を従えトリオでの登場だ。
一曲目はアルバム『ことのは』に収録されている「空の待ち人」。透明で澄んだ、でも力強い彼女の歌と、心地よいピアノが会場を包み込み、そのまま名曲「Who」へ。「トリオでやるのは6か月ぶり」と笑いながらのMCをはさんだあと、「青さ」そして、アップテンポで3人のグルーヴが真骨頂の「faint oder」「still have us」で盛り上がる!心に響く彼女の歌に聴き入る会場。
そして、ステージには小谷一人に。「みなさん、地震は大丈夫でしたか?マスコミなどが忘れても、私たちは長く想い続けていきましょう。」と伝えた後、今回の東日本大震災で大きな衝撃を受けたことから生まれたという楽曲「3月のこと」を披露。会場の一人ひとりに訴えてくるような歌詞と歌声に、その場にいる皆が強く胸を打たれるようなステージで幕を閉じた。
続いてタカハシコウキのソロユニットPERIDOTS。ステージに一人で立ち「長かった一日が終わろうとしている」で始まると、彼にしか作り出すことのできないロックの世界へ。2曲目からはバンドセットでの演奏で、「労働」「オールライ」「Head to Toe」へ。彼の類い稀でどこか切なさを持ったメロディー、ギター、聴いたら忘れられない澄みきったハイトーン・ヴォイス…まさにタカハシコウキの世界観で会場を虜にする。「小谷美紗子さんとは同じシンパシーを感じていたので今日は同じステージに立てて嬉しい。」というMCに納得して思わずうなずく会場。
そして、どこか哀愁ある「Nothing Is Comig」、優しいメロディーの「メトロ」、穏やかな「どこへ」と、1stアルバム『MY MIND WANDERS』からの楽曲を中心に披露。ライブを観た人の口コミで楽曲と歌声の素晴らしさが広がった彼らしく、独特の歌声で会場を魅了する。バンドの息もピッタリな中、アンコールは「Tokyo to Tokyo」で締めくくり、PERIDOTS ならではの繊細な世界観を見せてくれた。
両者とも歌に心を揺さぶられる、歌のパワーを感じられた一夜となった。
photo by Yukari Morishita
2011年5月25日(水)@QUATTRO MIRAGE vol.2
小谷美紗子
1.空の待ち人
2.Who
3.青さ
4.faint oder
5.still have us
6.消えろ
7.Recognize
8.3月のこと
PERIDOTS
1.長かった一日が終わろうとしている
2.労働
3.オールライト
4.Head to Toe
5.My Mind Wanders
6.Nothing Is Coming
7.Follow The Stars
8.メトロ
9.どこへ
10.Tokyo to Tokyo
EC.リアカー
◆小谷美紗子オフィシャルサイト
◆PERIDOTSオフィシャルサイト
◆QUATTRO MIRAGEオフィシャルサイト
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