【連載】JOYZコラム[AtoZ JOY]Vol.2「イエローカード2枚POPS職人、権藤知彦氏」

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こんにちは。豚の次の次の男こと、星野概念です。

何しろ、自分は小学校の時には1週間で7kgという驚異の体重増加を記録するほどの食いしんぼうで、友達に誘われて遊びに行った相撲部屋では、小4にしてスカウトされたほどの「豚歴史」の持ち主です。アイドルのエピソードでよくある、友達に誘われて行ったら友達ではなく自分がスカウトされましたパターンです。口癖は「飛べないブタはただのブタだ」でした。そう、僕は動ける太っちょだったのです。

それを見越しての前回の紹介だったならば、もうKEYOSSIEには頭があがりません。

そんな強力な脂肪細胞を内蔵するJOYZ星野 a.k.a FATBOY not slimが今回紹介させて頂くのは、JOYZの音楽監督、権藤知彦氏です。

自分と権藤監督との出会いは、今回のalbum『Pop-Ups』制作のための打ち合わせでした。元々pupaの大ファンでしたし、それ以外のプロデュースワークももちろん知っていたので、お会いできるだけでも光栄すぎることだったのですが、まさか一緒に音楽をつくれるようになるとは!

かなり緊張してその場に行き、お酒を飲んで話していました。物静かな感じで、すごく話しやすい方でした。    はじめのうちは。。

時間が経つにつれ、僕は、徐々に異変を感じ始めました。

あれ?全然話がかみ合わない。
あれ?ずっとニヤニヤしてる。。

次第に自分の中で大きくなる疑問符にとまどいを覚え、それが確信に変わる頃、権藤監督はどこかに行ってしまいました。その夜、監督とお会いすることはありませんでした。

後日、監督のプライベートスタジオでお会いした時、さらっと、ややクールに「この間はどうも、楽しかったね」とおっしゃた時には、底知れない深みを感じずにはいられませんでした。その後、色々な方にお会いしてエピソードを聞いたり、調べたりしたところ、相当に愉快なお酒の飲み方をする方だということが判明しました。

pupaのサイト内では、「バルセロナの打ち上げではしゃぎすぎて怒られてホテルの廊下で号泣した」とか、「楽器車で弁当屋に突入した」とか(これはお酒のエピソードではないと思いますが)、驚くべき魅力が語られています。

そのサイト内で堀江博久さんには「イエローカード2枚」と言われています。でも、そうなんです。レッドカードではないのです。

僕がこう言うのもおかしな話かもしれませんが、権藤さんは今までに会ったことがないような方です。誰からも愛されるキュートな人柄と、まさに「POPS職人」と言える唯一無二の素敵なサウンドメイク、ステージでの説得力のあるパフォーマンス。そして、お酒を飲んだ時のおちゃめな一面。

人ってギャップのある人に弱いと言いますけれど、権藤さんは言うなれば、ギャップが服を着て歩いているような方です。GAPが服のメーカーのためにやや混乱する表現になりましたが、そうなんです。

つい先日も、上野水上音楽堂での「道との遭遇 ヒガシトーキョーミュージックフェスティバル」で主催者として音楽監督をつとめられ、フェスは大成功に幕を閉じました。そして、その打ち上げでも、鮮やかなギャップを拝見させて頂きました。

僕は思います。

もっともっと権藤さんを知りたい!
もっともっと権藤さんと仲良くなりたい!

我々JOYZ、これからもJOYのAtoZを追求して、権藤監督にもたくさん遊んで頂けるように精進して参ります!!

◆pupaオフィシャルサイト
◆JOYZコラム「AtoZ JOY」チャンネル
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