クイーン、ついに24bit/96kHzのハイレゾ音源を配信

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クイーン結成40周年の2011年は、全てのクイーンのオリジナル・アルバムが最新リマスター化され、順次リリースとなることはこれまでもお伝えしてきたところだが、更なる高音質の未知なるサウンドが4月21日より登場することが明らかとなった。それが24bit/96kHzというハイレゾ音源の配信の決定だ。

デビュー・アルバムの録音時代から、常に最高の音質をリスナーに届けることを目指してきたクイーンだけに、デジタル録音やリマスターなど常に時代の最先端のクオリティーを追求してきたという歴史がある。そんな彼らに相応しいサウンドこそ、このハイレゾ音源であろう。

配信第1弾には、彼らの活動を総括するに相応しい人気ベスト・アルバム2タイトルが選ばれた。『グレイテスト・ヒッツ』『グレイテスト・ヒッツ VOL.2』ともに、リマスターはあのボブ・ラドウィックによるもの。ジミ・ヘンドリックス、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、エリック・クラプトンなどそうそうたるアーティストの名盤をはじめ、1,300以上のアーティストの作品を手掛けてきた世界最高峰のマスタリング・エンジニアだが、オリジナル・マスターに立ち返った最新のリマスタリングによって、かつて誰も聴いたことのない特別な音源として見事にブラッシュアップされているという。

40年の歴史を経て、まだ誰も聴いたことのないクイーンのサウンドの登場だ。もちろん配信するのは、高音質配信の老舗e-onkyo musicから。ちなみに、ロックの殿堂入りを果たしたアーティストとしても、ハイレゾ音源が配信されるのはこれが国内初のこと。2011年のクイーンは熱すぎる。

クイーン・ハイレゾ音源(24bit/96kHz)
『グレイテスト・ヒッツ』
1981年発表の初ベスト・アルバム(1974年~1980年のヒット曲を収録)
40周年記念・最新リマスター音源
アルバム・バンドル購入 3.000円税込
単曲購入 350円税込

『グレイテスト・ヒッツ VOL.2』
1991年発表のベスト・アルバム第2弾(1981年~1991年のヒット曲を収録)
40周年記念・最新リマスター音源
アルバム・バンドル購入 3.000円税込
単曲購入 350円税込

ハイレゾ音源(24bit/96kHz)とは?
24bitとは量子化ビット数24bitのこと。アナログ信号からデジタル信号への変換(A/D変換)の際に、音声信号の大きさを何段階の数値で表現するか、を示す値。この値が高いほど、元の信号に忠実なデータが得られる。24bitは16bit(CD)の256倍の分解能となる。また、96kHzはサンプリング周波数を表すもので、アナログ信号からデジタル信号への変換(A/D変換)を1秒間に何回行なうかを表す数値。96kHzのサンプリング周波数であれば1秒間に96,000回アナログ信号からデジタル信号へ変換を行なう事を指し、44.1kHz(CD)の2倍以上の細かさで、より原音に忠実な音楽視聴を実現することになる。

◆e-onkyo music特設ページ
◆BARKSクイーンチャンネル
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