あの気持ち悪い放送禁止歌「三つで五百円」が、またもやヒット中
西方裕之が歌う「三つで五百円」と「男なら~平成節~」がロングヒットを記録している。「三つで五百円」は、レコチョクの着うた(R)演歌チャートで約1ヶ月にわたってTOP10内にランクインし続け、「男なら~平成節~」は、同チャートで1ヶ月以上にわたって1位を獲得し続けるという超ロングヒットだ。
「三つで五百円」といえば、以前、BARKSでも“気色悪すぎる名曲”として取り上げた。同曲は、1975年に関西の芸人・西条ロックが歌ったが、オリジナルの歌詞中に出てくる<あんま>という表現から「放送禁止歌Aランク」指定となり、封印。公の場では流されることはなかったが、知る人ぞ知る幻の名曲として30年以上にわたって細々と歌い継がれてきた。その後、2009年に長渕剛のモノマネでおなじみの英二が“英二郎”の名前で、放送コードに対応した「三つで五百円~望郷篇~」をリリース。こちらは、有線リクエストチャートで1位を獲得した(2009/8/26付)。
そして今回、演歌歌手の西方裕之がこの「三つで五百円~望郷篇~」と、カップリング曲「男なら~平成節~」をカヴァー。「男なら~平成節~」をメインに持ってきたシングルとして1月26日にリリースした。
西方の歌う「三つで五百円」は、英二郎バージョンと同様に、妻にも逃げられてしまって、すっかり落ちぶれた流しの歌手が「3曲で500円」とお客に懇願するという、気色悪さというか、気味悪い雰囲気を忠実に再現している(もちろん、西方の歌い手としての表現力あってこそのオリジナルの“気色悪さ・気味悪さ”が再現できているのは言うまでもない)。
同曲の着うた(R)は、2011年1月13日には45位でレコチョクの着うた(R)演歌ランキングに初登場。その後、じりじりとランキングを上げて、1月24日からはTOP10圏内を守り続けている。
一方、シングルのタイトル曲となったのが、「男なら~平成節~」。こちらは“人の上には人垣だらけの格差社会をぶち壊せ!”“デジタル社会に毒されてるが男女関係はアナログだ!”などなど、現代日本の様々な事象について“男ならやってみな!(女ならやってみな!)”と、2011年の日本人を鼓舞する西方のスカっと爽やか、かつ、男らしさが好印象なストレス解消ソング。同曲の着うた(R)は、レコチョク演歌チャートで1月19日以降、1位を獲得し続けている。
ちなみにこの「男なら」といえば、かつて、かの高倉健もまた、強く、勇ましく歌い上げた楽曲でもある(~平成節~と歌詞は異なる)。
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応募方法:CDの中に入っている応募シートに必要事項を記入し、あたなが作詞し歌った「男なら」(1コーラス以上)を録音したCDかMDまたはカセットテープと歌詞(書式自由)を同封しお送り下さい。
宛先:
112-0013 キングレコード
「西方裕之」替え歌カラオケコンテスト係
応募締切:
2011年3月5日(当日消印有効)
決勝大会日程:
2011年4月3日(日)
決勝大会会場:
ニッポン放送B1 imagineスタジオ
司会:
東貴博/増田みのり
審査委員:
高田文夫/ミッツ・マングローブ/西方裕之
制作:
ニッポン放送
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◆西方裕之 オフィシャルサイト
◆気色悪すぎる名曲「三つで五百円~望郷編~」が、3ヵ月間もチャートを席巻