リベラ、新曲がドラマ『マドンナ・ヴェルデ』に主題歌に
リベラが、NHKドラマ10『マドンナ・ヴェルデ』(4月12日放送開始~5月17日:連続6回)の主題歌を務めることが明らかとなった。
リベラにとって日本のドラマの主題歌担当は2006年1月のNHK土曜ドラマ『氷壁』以来となる。『氷壁』は玉木宏・山本太郎主演、井上靖による山岳小説の金字塔を原作としたドラマだったが、今回の『マドンナ・ヴェルデ』は代理出産という重厚なテーマを持つ問題作だ。主演の松坂慶子演じる55歳の山咲みどりが、娘夫妻の子供を代理出産するストーリーが話題のドラマである。原作は海堂尊による小説『マドンナ・ヴェルデ』、そして『ジーン・ワルツ』。菅野美穂主演で映画化(2月5日公開)された『ジーン・ワルツ』と今回のドラマ『マドンナ・ヴェルデ』は、主人公はそれぞれ「娘」と「母」と異なるが、同じ時間軸の中で起こっている1つのストーリーの表と裏のような関係である。
その緊迫した生命の物語を包むように、そして勇気づけるように彩るのがリベラの歌声。主題歌となる新曲のタイトルは「生命(いのち)の奇跡(原題song of life)」。作曲は過去に「彼方の光」「あなたがいるから」も手がけた村松崇継で、リベラとは鉄板のコンビと言えるものだ。楽曲制作はドラマ・プロデューサー佐野元彦が、ロンドンにいるリベラのプロデューサーであるロバート・プライズマンと国際電話で、ドラマの内容や彼らに求めるイメージ、歌詞の方向性などを説明したところからスタート。ロバート・プライズマンが作詞しアレンジをほどこして、リベラのメンバーが歌唱し録音。
歌詞の内容には<ぼくたちは決して独りになることはない 心が1つにつながっているから 全ては生命(いのち)の奇跡のもとに>…とあり、まさにドラマを見た後に聴くと心に染み込むような内容になっている。
更に、リベラの最新アルバム『生命(いのち)の奇跡』が4月13日(水)に発売されることが決定。同主題歌及び、過去のアルバムからの代表曲を集めて8曲収録し、新たなリベラ・ファンにぴったりの内容となる。「生命(いのち)の奇跡」着うた(R)もドラマ開始に合わせて4月上旬から発売となる予定だ。
ドラマの放送タイミングに合わせて、リベラのプロモーション来日も予定されているようだ。約40名のメンバーから総勢6~7名の選抜メンバーが日本で天子の歌声を聞かせてくれる予定だ。
『生命(いのち)の奇跡』
2011年4月13日発売
NHKドラマ10『マドンナ・ヴェルデ』
2011年4月12日(火)~5月17日(連続6回)
NHK総合毎週火曜 総合・午後10:00~10:48
原作:海堂尊「マドンナ・ヴェルデ」「ジーン・ワルツ」
出演:松坂慶子、国仲涼子、長塚京三、藤村志保、南明菜、柴田理恵 他
◆リベラ・オフィシャルサイト