エルトン・ジョン、代理母を使ってパパに

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エルトン・ジョン(63歳)とパートナーのデヴィッド・ファーニッシュ(48歳)が、代理母が出産した男の子の両親になった。エルトンとファーニッシュは2005年12月、英国で同性愛者間の“結婚”ともいえる市民パートナーシップ法が施行された直後に結婚式を挙げている。

男の子はカリフォルニアでクリスマス・デーに誕生。ザカリー・ジャクソン・リーヴォン・ファーニッシュ・ジョン(Zachary Jackson Levon Furnish-John)と名付けられたという。カップルは「この特別な瞬間、僕らは幸せと喜びでいっぱいだ。ザカリーは健康な赤ちゃんで、僕らは誇り高く幸せな親となった」とコメントしている。リーヴォンは、エルトンの1971年のアルバム『Madman Across The Water』の収録曲から取られたという。

2人のスポークスマンによると、プライバシー保護のため、代理母や代理出産の契約について詳細を明かすつもりはないという。

結婚後しばらく「父親になるつもりはない」と話していたエルトンだが、この数年で心変わりしたようで、2009年、ウクライナからHIV陽性の14ヶ月の男児を養子に迎えようとした。しかしウクライナ当局は、エルトンが「養子を迎えるには年を取りすぎている」のとウクライナでは市民パートナーシップ法は結婚とは認められていないとの理由により彼らの申請を退けた。

エルトンがどのような形で出生届けを出したのかは不明だが、UKでは2010年春に法律が変わり、子供の出生証明書に同性の両親の名が記載できるようになっている。

Ako Suzuki, London

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