ミューズのマット、ツアーやめたら「羊の毛を刈る」

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クールなイメージがあるミューズのフロントマン、マット・ベラミーだが、出身地である英国デボンに農場を所有しており、「ツアーするのを止めたら、羊の世話をする」とちょっと意外な人生設計を持っている。

ベラミーは『The Sun』紙にこう話した。「いま住んでるわけじゃない。納屋が2つあるだけの土地だ。それも改装しなきゃならないボロボロの状態の。キャンプするにはもってこいのとこだよ。でも、俺の長期計画は、紙や資材を作る工業用の麻を育てるってことなんだ。ツアーするのをやめたら、あの辺に戻って羊の毛を刈るつもりだよ」

「50匹の雌羊と2匹の雄羊を飼っているんだ。ちょうどいま、雌の中に雄を放とうとしているとこだよ。羊を飼った理由は(その土地には)険しい丘がいっぱいあって、草を食べる動物を置いておかないとすごいことになるからだ。牛を飼うには、険しすぎるんだ。ドーセット・ダウンズっていう種類の羊を飼ってるんだ。頑丈でどんな天候にも強い」

美しい丘陵と海岸を持つデボン州はリタイア後住みたい場所として人気のある平穏なカントリーサイドだが、マット・ベラミーやコールドプレイのクリス・マーティンの出身地ということで、アメリカ人のジェイ・Zは“エキサイティングな場所”と勘違いしているそうだ。「面白かったよ。彼は、デボンは何かが起きる場所だって考えてるんだ。ホントは変化に取り残され気味の片田舎だっていうのに。いい意味でね」


Ako Suzuki, London
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