the GazettE、「すげえパワーをもらってあの場所をぶち壊す」

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2010年12月26日にバンド初の東京ドーム公演を開催するthe GazettEが、11月11日千葉文化会館で<TOUR10 NAMELESS LIBERTY SIX BULLETS 01>の振り替え公演を行なった。大舞台を前にした在京最後の公演は新曲「Red」で幕開け。真っ赤なレーザーライトを点滅させ爆発のような勢いでスタートした。

◆the GazettE画像

公演は元々、8月21日に予定されていたもの。しかし直前の公演でボーカルのルキが「ウィルス感染に伴う声帯浮腫」により声が出なくなるトラブルが発生。声帯が腫れ声が出ず、数日間安静が必要と診断され11月に延期されていたものだ。

ステージでルキは「千葉、待たせたな。今日は相当盛り上げていくんで、しょっぱなから全員かかってこい」と気炎。ファンは拳を振り上げ「ウォーッ!」と地鳴りのような声で応戦し、待っていた3カ月間の思いをぶつけていた。

2時間半、22曲。大一番を視野に入れたライブは、静と動の振り幅が大きくなった厚みのあるもの。ギターの葵と麗も余韻を残すような演奏をみせ、7月からスタートした全国公演を経て、バンドが大きくなったことを感じさせた。

公演後ルキは「千葉、楽しかった。あと残り3本。ラストの東京ドームまであとちょっと。パワー満タンまであとちょっと。あと3カ所、すげえパワーをもらってあの場所をぶち壊す」と宣言。「またね、愛してます」とステージを後にした。

12月15日には、永遠の愛をテーマにしたバラード曲「PLEDGE」を新シングルとして発売。ジュエリーブランド「GemCEREY(ジェムケリー)」のCM曲に起用される。放送は11月から、CMにはメンバーも登場する。

取材・文●西村綾乃
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