[クロスビート特選ニュース] 再結成したキャスト、来年新作を発表へ
元ラーズのジョン・パワーを中心に結成、ブリットポップ旋風真っ只中の90年代後半にUKチャートを賑わせたキャストが、2011年ニュー・アルバムの予定があることを明かした。
バンドは6月に再結成を発表し、デビュー・アルバム『All Change』の15周年を記念した全英ツアーを展開中。予定通り新作がリリースされれば、2001年の4作目『Beetroot』以来、実に10年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。新作はファン参加型の投資システム、プレッジミュージックと提携して制作進行中。齢相応に渋みを増した新曲“Bad Waters”のデモ音源を公開したばかりだ。
キャストは1995年から1999年にかけて全英シングル・チャートのトップ20内に10曲を送り込んだ実績の持ち主。11月下旬のマンチェスター、グラスゴー、リヴァプール公演はいずれもソールドアウトしている。ツアー開始に合わせて、本国では未発表デモや別テイク等を加えた『All Change』の2枚組デラックス・エディションもリリースされたばかり。スウェード、パルプなどブリットポップ期を彩った人気バンドの復活が相次ぐなか、こちらの活躍にも注目したいところだ。
◆プレッジミュージック・サイト
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