浮遊系美女4ウォーペイント、日本デビュー

ポスト
USインディ・シーンの中でも異色の光を放つLA出身の女子4人組バンド、ウォーペイントが、日本デビューを飾る。デビュー・アルバム『ザ・フール』、11月24日発売だ。

◆『ザ・フール』アルバム全曲ストリーミング試聴、「Undertow」PV映像

2004年の結成以来、幾度のメンバー・チェンジを経て2008年にジョン・フルシアンテ(元レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)がミックスを手掛けたEP『ExquisiteCorpse』を自主リリースすると、その浮遊感のあるドリーミーなサウンドとトランシーなヴァイブが口コミで広まり、ウォーペイントはじわじわと注目を集めるようになっていく。

そして遂にUK名門レーベルROUGH TRADEと契約。この秋には、ザ・エックス・エックスとともに全米ツアーを敢行、軒並みソールドアウトとなり大きな話題となった。ツアー・メイトとして一緒にライヴを行なったザ・エックス・エックスのロミーも、彼女たちへの賞賛の声を惜しまない。

「一緒にUSツアーをしていて、毎晩ウォーペイントのライブを見ているけど、演奏を始めたその時から、まるで水中から別世界に引っ張られていくような感じがする。みんなも彼女らをライブで見るべき。ライブが見られないのだとしても、彼女たちのアルバムに夢中になるはず。少なくても私たちは確実にそうだった。」──ロミー(ザ・エックス・エックス)

日本よりも一足早くUK発売となったデビュー・アルバム『ザ・フール』は、新人とは思えない完成された世界観と、アトモスフェリックでサイケデリックなサウンドスケープが広がる至極の音世界を見せてくれる。

ちなみに、現在のラインナップになるまでウォーペイントには、美女ジェニー(写真左から2番目)の実姉で女優のシャニン・ソサモンや、レッチリのギタリスト:ジョシュ・クリングホッファーが所属していたことは知る人ぞ知る話。実はボーカルのエミリーは、昔ジョン・フルシアンテと付き合っていたというゴシップも。

もちろんウォーペイントの魅力はゴシップネタにあらず、そのサウンドそのもの。聴けば聴くほど広がるその世界感は、ご堪能いただきたいところだ。


『ザ・フール』
2010年11月24日発売
¥2,490(税込)
1. Set Your Arms Down
2. Warpaint
3. Undertow
4. Bees
5. Shadows
6. Composure
7. Baby
8. Majesty
9. Lissie’s Heart Murmur
※日本盤のみボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付き予定

◆ウォーペイント・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報