倖田來未、新曲が60万DL突破、そして“震えるほど”の初カヴァーアルバム

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倖田來未の新曲「好きで、好きで、好きで。」は、その勢いが止まることはなく、1ヶ月間で配信が60万ダウンロードを突破した。

◆倖田來未の最新画像、「好きで、好きで、好きで。」『ETERNITY ~Love & Songs~』映像

mu-moの着うたフルチャートでの2週連続1位や、レコチョク ウィークリーチャートでの1位獲得など、主要なチャートで継続的にトップ10以内にランクインしているこの曲。倖田來未自身も「聞けば聞くほど味が出てくる曲なんです。」と言っているとおり、繰り返しの「好きで、好きで、好きで。」のフレーズとメロディが病みつきになる。

それを証明するかのように、CAN有線のリクエストチャートでは初登場70位だったのが、翌週は9位に急上昇、そして10/1付のチャートでは2位を記録している。さらにこの曲の魅力にはまり、カラオケで歌う人も急増中。カラオケチャートにも入ってきており、3年経った今も、カラオケチャートのトップ10に入るほどの定番曲となった倖田來未の代表作「愛のうた」に続くヒット曲になりそうだ。

病みつきになるといえば、倖田來未は10月13日に初のカヴァーアルバム『ETERNITY ~Love & Songs~』をリリースする。このアルバムが病みつきになるほど素晴らしい。

「TATOO」「め組のひと」「小さな恋のうた」「ワインレッドの心」といった、いわばカラオケの定番ソングとしてもお馴染みなヒット曲から、実妹・misonoの「0時前のツンデレラ」や郷ひろみ「言えないよ」、YEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」、山口百恵「さよならの向う側」といった名曲の数々を倖田來未がカヴァーしたという作品なのだが、あらためて倖田來未のヴォーカリストとしての実力、表現力の高さをこれでもかというほどに感じさせてくれる。

そもそも、倖田來未はヴォーカリストとして高い実力を備えている。これは、実際に倖田來未のオリジナル曲をカラオケで歌ったことがある人ほど、よくわかっているはずだ。そして、そんな実力派ヴォーカリストの力というものを再認識させてくれるのが、よく知られた楽曲、いわゆる“珠玉の名曲たち”のカヴァーという形態だろう。

本稿において「オリジナルとはまた違った魅力の…」といった常套句を並べるつもりはない。『ETERNITY ~Love & Songs~』に収録された作品たちは、倖田來未の恐ろしいほどの表現力とパフォーマンスで、オリジナルに勝るとも劣らない輝きを放っている。倖田來未は全編を通して、楽曲ごとに声の表情を柔軟に変えつつも、さらに、ライヴ盤かと聞き間違えてしまうほどに想い、気持ちの入った、文字通り“熱唱”を聴かせてくれる。ともすれば、『ETERNITY ~Love & Songs~』での倖田來未の歌声によって、初めてオリジナル楽曲そのものが持つ魅力に気付かされたり、リスナーによっては「オリジナルより好き」と、感じてしまう、彼女の歌声に納得してしまう楽曲もあるはずだ。

なお、同アルバムの着うた(R)はすでに配信がスタートしている。とはいえ、これはできれば曲中の一部分という単位ではなく、少なくとも曲単位、できればアルバム作品単位で聴いてみてほしい。思わず身震いしてしまうほどの感動に包まれることだろう。

さらに倖田來未は、12月5日には東京ドームで10周年記念となるライヴ<FANTASIA>を開催する。

◆倖田來未チケット情報
◆倖田來未 オフィシャルサイト
◆iTunes Store 倖田來未(※iTunesが開きます)
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