大黒摩季、活動休止前最後のワンマンで熱唱「全てはもっとよくなるための休憩」

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子宮疾患の治療のために無期限活動休止を発表した大黒摩季が、9月11日(土)、C.C.Lemonホールで<Maki Oguro TOUR 2010“大人解放クラブ BLACK CAT STAGE∞2”~GO TO THE FUTURE ON THE ROCK~>ファイナル公演を行なった。

◆大黒摩季 ライヴ画像

ライヴ冒頭「今日はいろいろな想いはあると思いますが、楽しくてたまらない一日にしたいです。みなさんもいやなことは全部忘れて心底楽しんでください」とファンに呼びかけ、「ら・ら・ら」「夏が来る」などを力いっぱいに歌唱。

そしてアンコールでは、「筆不精なのでみなさんに報告するのが遅くなってしまい、知り合いから怒られちゃいました(笑)」と笑顔を見せ、9月5日から放送が始まった『仮面ライダーオーズ』主題歌「Anything Goes!」を披露した。

「今日は高校生の卒業式みたいな気持ちです。最後までライヴを楽しんで笑顔で終われる、やっとプロになったなと。ミュージシャン的な高校生をやっと卒業できる思いです。でも卒業式って悲しいだけじゃなくて、入学式を迎えるための卒業式なんで。みなさんは最高の卒業証書です! 全てはもっとよくなるための休憩なので、好き好んで休むわけじゃないですから。頑張ってます! 大丈夫です。頑張りすぎたから休みなさいってことなんでしょうけどね(笑)。今でも100%以上の力で歌ってるし、戻ってきたら150%から200%くらいになってて、みんなのこと燃やしてしまうかも知れないです。帰ってきたらツアーもいっぱいやるんでお金ためといてくださいね!(笑)」

決して暗くならないように、笑いを交えながら胸の内にある想いをファンに直接伝え終えた大黒摩季。バンド・メンバーから大きな花束が贈られ、スクリーンにファンからのメッセージが映し出されると、「絶対泣かそうと思ってたでしょ。思い通りだよっ!」と涙を浮かべながら、「パワーアップして帰ってきます。絶対待っててね」といって深く一礼してステージを後にした。
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