ロニー・ウッド、「俺は幸運だ。“ラッキー・マン”だよ」
ジェフ・ベック・グループ、フェイセズを経て1975年にザ・ローリング・ストーンズ加入と、常にブリティッシュ・ロックの王道を歩んできたギタリストのロニー・ウッドが、約9年ぶり7作目となるソロ・アルバム『アイ・フィール・ライク・プレイング』をドロップする。9月22日、日本先行発売だ。
◆ロニー・ウッド画像
ストーンズを思わせるロックンロール・ナンバー「ラッキー・マン」、男の哀愁を感じさせる「ホワイ・ユー・ワナ・ゴー・アンド・ドゥ・ア・シング・ライク・ザット・フォー」、ハウリン・ウルフのブルースの名曲をカヴァーした「スプーンフル」など、聴きどころ満載の作品となっているが、豪華なゲストも魅力のひとつ。スラッシュ、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ビリー・ギボンズ(ZZトップ)を筆頭に、ダリル・ジョーンズやバナード・フーラーらストーンズ人脈、フェイセズの仲間イアン・マクレガン、そしてワディ・ワクテル、クリス・クリストファーソンなど、ロニーの人柄をしのばせるそうそうたるアーティストが結集、極上のグルーブをたたき出す。
ロンドンでキャッチした新作発売を直前に控えるロニーは、「こんな仲間に囲まれて、俺は幸運だ。本当に“ラッキー・マン”だよ」と語る、63歳という年齢を感じさせない永遠のロックンローラーだ。
ロニーが『アイ・フィール・ライク・プレイング』の制作に着手したのは、2008年初めのことだ。ロサンゼルスの4つのスタジオを回りながら、レコーディングを行なったという。「友達を呼んでジャムをやるつもりだった」と語っているが、ひっきりなしに友人がスタジオを訪れ、和気あいあいとした雰囲気だったらしい。
「俺がアルバムを作っているという噂が広がると、いろんなミュージシャンが手を貸してくれるんだ。ビジネスとしてではなく、仲間としてね」──ロニー・ウッド
「ロニーのソロ・アルバムでジャムを出来たことは、目を見開くレコーディング体験だった。素晴らしい音楽とミュージシャン、そして素晴らしい偶発性があったんだ」──スラッシュ
「ロニーと共演できたのはビューティフルな経験だった。彼は真のロッカーで、音楽の湧き出る泉だ。そして彼はどんなルールにも縛られることがない」──フリー(レッド・ホット・チリペッパーズ)
「ロニー・ウッドの多才ぶりが力強く輝く、本当に素晴らしいアルバムだ。ウルトラ級に楽しい、ロックしている作品だね」──ビリー・ギボンズ(ZZトップ)
「ロニーと一緒にやるのは、いつだってしびれるほど楽しい。ロサンゼルスで彼の新作に参加することが出来て、とにかくスリルを感じたね」──イアン・マクレガン(フェイセズ)
「最高の曲と、最高のサウンド。この最高のアルバムで、ロニーと一緒にやれたのは楽しかったよ」──ボビー・ウーマック
「ロニーと一緒に曲を書いてレコーディングしたのは、人生最高の経験のひとつだった」──クリス・クリストファーソン
昨今はテクノロジーの進歩で、直接顔を合わさずともデータのやりとりをしてレコーディングを行なうことが可能だが、その必要はまったくなかった。気のおけない仲間たちとレコーディングしたこと、そしてイギリスを離れてロサンゼルスでアルバムを録ったことで、『アイ・フィール・ライク・プレイング』のサウンドは、ロニーが語る「アメリカナイズされて開放的なロックンロール」になっている。アイルランドの自宅で作った前作『ノット・フォー・ビギナーズ』(2001年)が文字通りアットホームな作品だったのに対して、ロニー節のロックンロールが全開の新作には、ストーンズやフェイセズのファンもうならせるものだろう。
2010年夏、フェイセズとしての再結成ライヴをイギリスとデンマークで行ったロニーだが、2011年早々からフェイセズのワールド・ツアーも噂されている一方で、本業であるザ・ローリング・ストーンズの活動再開もまことしやかに噂されている。ロニー曰く、2011年に入ってからバンド・ミーティングが行なわれることが決まっているそうで、それによってツアーあるいはレコーディングに関するスケジュールが決定することになると思われる。
アルバム・タイトルに“アイ・フィール・ライク・プレイング(プレイしたい気分)”と付けてしまうほどのロニーだけあり、ソロとしてのツアーにも意欲的だ。ザ・ローリング・ストーンズとフェイセズでの活動の合間に、『アイ・フィール・ライク・プレイング』からの曲をプレイするライヴもやりたいと主張しているようだ。
『アイ・フィール・ライク・プレイング』は9月22日に日本先行発売、この日本盤には貴重なアーリセッション音源が2曲ボーナストラックとして収録されている。
◆最新アルバム試聴とロニーの日本のファンへの肉声コメント
◆ロニー・ウッド画像
ストーンズを思わせるロックンロール・ナンバー「ラッキー・マン」、男の哀愁を感じさせる「ホワイ・ユー・ワナ・ゴー・アンド・ドゥ・ア・シング・ライク・ザット・フォー」、ハウリン・ウルフのブルースの名曲をカヴァーした「スプーンフル」など、聴きどころ満載の作品となっているが、豪華なゲストも魅力のひとつ。スラッシュ、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ビリー・ギボンズ(ZZトップ)を筆頭に、ダリル・ジョーンズやバナード・フーラーらストーンズ人脈、フェイセズの仲間イアン・マクレガン、そしてワディ・ワクテル、クリス・クリストファーソンなど、ロニーの人柄をしのばせるそうそうたるアーティストが結集、極上のグルーブをたたき出す。
ロンドンでキャッチした新作発売を直前に控えるロニーは、「こんな仲間に囲まれて、俺は幸運だ。本当に“ラッキー・マン”だよ」と語る、63歳という年齢を感じさせない永遠のロックンローラーだ。
ロニーが『アイ・フィール・ライク・プレイング』の制作に着手したのは、2008年初めのことだ。ロサンゼルスの4つのスタジオを回りながら、レコーディングを行なったという。「友達を呼んでジャムをやるつもりだった」と語っているが、ひっきりなしに友人がスタジオを訪れ、和気あいあいとした雰囲気だったらしい。
「俺がアルバムを作っているという噂が広がると、いろんなミュージシャンが手を貸してくれるんだ。ビジネスとしてではなく、仲間としてね」──ロニー・ウッド
「ロニーのソロ・アルバムでジャムを出来たことは、目を見開くレコーディング体験だった。素晴らしい音楽とミュージシャン、そして素晴らしい偶発性があったんだ」──スラッシュ
「ロニーと共演できたのはビューティフルな経験だった。彼は真のロッカーで、音楽の湧き出る泉だ。そして彼はどんなルールにも縛られることがない」──フリー(レッド・ホット・チリペッパーズ)
「ロニー・ウッドの多才ぶりが力強く輝く、本当に素晴らしいアルバムだ。ウルトラ級に楽しい、ロックしている作品だね」──ビリー・ギボンズ(ZZトップ)
「ロニーと一緒にやるのは、いつだってしびれるほど楽しい。ロサンゼルスで彼の新作に参加することが出来て、とにかくスリルを感じたね」──イアン・マクレガン(フェイセズ)
「最高の曲と、最高のサウンド。この最高のアルバムで、ロニーと一緒にやれたのは楽しかったよ」──ボビー・ウーマック
「ロニーと一緒に曲を書いてレコーディングしたのは、人生最高の経験のひとつだった」──クリス・クリストファーソン
昨今はテクノロジーの進歩で、直接顔を合わさずともデータのやりとりをしてレコーディングを行なうことが可能だが、その必要はまったくなかった。気のおけない仲間たちとレコーディングしたこと、そしてイギリスを離れてロサンゼルスでアルバムを録ったことで、『アイ・フィール・ライク・プレイング』のサウンドは、ロニーが語る「アメリカナイズされて開放的なロックンロール」になっている。アイルランドの自宅で作った前作『ノット・フォー・ビギナーズ』(2001年)が文字通りアットホームな作品だったのに対して、ロニー節のロックンロールが全開の新作には、ストーンズやフェイセズのファンもうならせるものだろう。
2010年夏、フェイセズとしての再結成ライヴをイギリスとデンマークで行ったロニーだが、2011年早々からフェイセズのワールド・ツアーも噂されている一方で、本業であるザ・ローリング・ストーンズの活動再開もまことしやかに噂されている。ロニー曰く、2011年に入ってからバンド・ミーティングが行なわれることが決まっているそうで、それによってツアーあるいはレコーディングに関するスケジュールが決定することになると思われる。
アルバム・タイトルに“アイ・フィール・ライク・プレイング(プレイしたい気分)”と付けてしまうほどのロニーだけあり、ソロとしてのツアーにも意欲的だ。ザ・ローリング・ストーンズとフェイセズでの活動の合間に、『アイ・フィール・ライク・プレイング』からの曲をプレイするライヴもやりたいと主張しているようだ。
『アイ・フィール・ライク・プレイング』は9月22日に日本先行発売、この日本盤には貴重なアーリセッション音源が2曲ボーナストラックとして収録されている。
◆最新アルバム試聴とロニーの日本のファンへの肉声コメント
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