坂本龍馬が監修した坂本龍馬のジャズCDがリリース

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坂本龍馬が監修した、坂本龍馬のCDがリリースされる。こう書くと「どうせ企画モノかなんかでしょ?」と、思ってしまう人もいるかもしれない。そのとおり。だがしかし、「坂本龍馬が監修した、坂本龍馬のCD」というのは紛れもない事実だ。

◆坂本龍馬の画像、ジャズCD『THIS IS RYOMA』ジャケット画像、収録曲

主婦の友社が2010年に刊行し、好評を博している期間限定雑誌『RYOMA』。誌名からもわかるとおり、坂本龍馬の魅力が詰まった雑誌なのだが、同誌の編集長は、なんとその名が「坂本龍馬」(本名)なのである。

そして今回、坂本龍馬と同姓同名の坂本龍馬 編集長監修による、坂本龍馬のCD『THIS IS RYOMA』が9月8日にリリースされるのだ。

このCDには、激動の時代を駆け抜けた坂本龍馬の人生から10個のトピックスを抽出し、そのシーンにジャストフィットする洋邦の名曲を、『ジブリジャズ』のヒットで知られる希代のピアノソロユニット・ALL THAT JAZZによるアレンジでレコーディング。たとえば、龍馬の師である勝海舟との出会いをイメージして、森昌子「せんせい」だったり、土佐藩脱藩は“自由に向かって”とサブタイトルが付けられ、プレイされた楽曲は、THE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」と、収録曲にはヒネリや遊び心も加えられている。ジャズ好きはもちろん、坂本龍馬好きにもたまらない作品に仕上がっているはずだ。

さらに、坂本龍馬編集長(ちなみに、編集長の名前は坂本龍馬ファンの父親による命名)が、雑誌『RYOMA』の別冊的なジャケット・ブックレットも監修。『THIS IS RYOMA』を聴きながら、坂本龍馬の人生が紐解けるこのブックレットを読めば、誰でも坂本龍馬マニアになれるはずだ。

なお、全10曲を収録して、価格は税抜き1867円。もちろんこの1867という数字も、坂本龍馬が暗殺された近江屋事件の起こった1867年から。レコード会社によると「採算度外視、こだわり最優先のアイテム」だそうだ。
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