ふざけた名前のすげぇバンド、S.M.N.が全世界デビュー
福岡在住のメロディック・パンク・バンド「S.M.N.」がiTunes Storeで8月25日から全世界先行配信を開始した(日本は9月8日から配信開始)。また、それに合わせてヨーロッパツアーを開始した彼らに注目が集まっている。
◆S.M.N. のアーティスト画像、『Repaint It New』ジャケット画像
S.M.N.は「スミマセン・もう・飲めません」の略。音楽的な意味や信念を込めたわけでもなく(ある意味、思いは込めているのだが)、「スミマセン・もう・飲めません」。まったくもってふざけた名前だ。
だがしかし、この「スミマセン・もう・飲めません」ことS.M.N.のライヴはというと、これが「ものすごい!」と、話題を集めているのだ。というのも、現在まで、マキシマム ザ ホルモン、KEN YOKOYAMA、HAWAIIAN6、dustbox、locofrankといった多数の有力バンドのツアー・サポートを行なってきた彼ら。そんな経験から、ライヴのクオリティーの高さには、ロック・キッズ達からも羨望のまなざしを集めるほど。
そんな彼らが、世界先行配信開始日である8月25日からヨーロッパ・ツアーを敢行。米・バージニア出身メロディック・ハードコア・バンドのパイオニアであるSTRIKE ANYWHEREとの競演もあり、全米のロック・シーンで話題のアーティストとの競演で、さらなる成長を遂げる。そのほか、9月にはアメリカツアーも予定している。
日本で9月8日に発売されるS.M.N.のニューアルバム『Repaint It New』は、プロデューサーにLess Than JakeのRoger Manganelli。MxPxやLAGWAGONなどを手がけたStephen Egertonがミックスを担当、GREEN DAYやSlipknot、Sum41、さらにBoom Boom SatellitesやFACTなどの作品を担当したTed Jensenがマスタリングを行なっている。
さらにレコーディングでは、GREEN DAYのメジャー・デビュー・アルバムであり、グラミー賞の最優秀オルタナティブアルバム賞を受賞し、全米でダイヤモンドディスクを獲得した作品でもある『Dookie』のレコーディングで、ビリー・ジョー・アームストロングが使用したギター・アンプを使用。同型のものではなく、現物そのものを使用したとのこと。
そしてレーベルは、日本ではFACTの作品リリースでおなじみ「maximum10」から。これだけのピースがそろってしまっているのならば、たとえ音を聴かずとも作品のよさはある程度わかってしまうというもの。とりあえずちょっとでも気になった人は、9月8日をうずうずしながら待とうじゃないか。
◆S.M.N.オフィシャルHP
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