後藤真希、いくつもの出来事を経て、ミニアルバム『ONE』がTOP10入り

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なお、今回も彼女のこだわりは、ヴィジュアル面にも及んでいる。今回の『ONE』は、白い衣装を身にまとった初回盤、通常版のほかに、黒い衣装のドン・キホーテ限定盤も用意されており、こちらのジャケットで着ている衣装は、レディ・ガガの衣装なども手掛けるニコラ・フォルミケッティが担当。楽曲でいろんな後藤真希を見せつつ、ヴィジュアルでもまた、白と黒、オモテとウラ。後藤真希のふたつの顔を表現しているかのようだ。

また、先週土曜日には、ららぽーと豊洲のイルミネーション点灯式にゲスト参加し、集まった約5000人の観衆を前にダンサー6人を従えて新曲「宝石」と「EYES」を披露した後藤真希。終演後の握手会には500人以上の大行列ができる人気ぶりだった。

“後藤真希のJ-POPシーンへの復活”を世間に印象付けるという点では、今回の順位は大きな意味があった。ただ、後藤真希の復活を待ち続けていたファンにとっては、この結果はもちろん喜ばしいことなのだが、それ以上に、後藤真希が再び歌の世界へと舞い戻り、作品として形にしてくれたということ、後藤真希が再びステージでスポットライトを浴びて歌うということ、あの頃と同じ笑顔で歌っているという事実こそが何よりも嬉しいはず。

乱暴に言ってしまえば、実は数字よりももっと大切なもの。ひとりひとりが手にした後藤真希の『ONE』という作品には、それが詰まっている気がしてならない。

後藤真希はこの夏、<a-nation '10>全会場に出演する。

◆後藤真希オフィシャルサイト
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