後藤真希、いくつもの出来事を経て、ミニアルバム『ONE』がTOP10入り

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7月28日に発売された後藤真希の最新ミニアルバム『ONE』が、8月9日付けのオリコン・ウィークリーアルバムランキング初登場10位を記録した。後藤真希のアルバムでオリコンTOP10入りは、2005年12月にリリースされたベスト盤『プレミアムベスト(1)』以来、4年7ヶ月ぶりとなる。

◆後藤真希 アーティスト画像(サブカット、各種ジャケット画像)、「宝石」「EYES」ミュージックビデオほか

エイベックスへの移籍後、初の後藤真希名義でリリースされた『ONE』は、まさに“後藤真希の再デビュー”といえる一枚。ちなみにオリジナルアルバムでは、「うわさのSEXY GUY」や「原色GAL 派手に行くべ!」といったポップなシングルから、彼女が移籍前の最後のライヴでラストナンバーとして歌った「涙の星」までを収録した『(2)ペイント イット ゴールド』(2004年1月リリース)以来、6年ぶりのTOP10入りとなる。

今回のアルバムは、後藤真希がエイベックスへと移籍し、SWEET BLACKプロジェクトへの参加を経て、入念な準備期間を取って制作された作品だ。ただ、それだけに、世に送り出されるまでには多くの出来事があったのはご存知のとおりだろう。彼女が活動を一時休止していた期間には、もちろんアルバムの制作もストップしていたはず。それだけに、大きな運命、悲しみを乗り越えての後藤真希の復帰第一歩は報われたといえる。

アルバム『ONE』には、女の子の様々な瞬間の表情を切り取ったかのような5曲を収録。後藤真希は、楽曲に応じてしなやかに歌い方、声の幅(柔らかさや太さ)を変えており、言い換えれば、様々な後藤真希の表情を感じることができる、ということになる。そしてラストトラックに収録されている「華詩 -hanauta-」は、後藤真希が作詞。彼女がこの曲に込めたのは、最愛の母親への想いであり、それはクレジットの“Special Thanks”からもわかるはずだ。
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