レディオヘッド、ニュー・アルバムが完成間近

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2010年初め、ニュー・アルバムのレコーディングをスタートすると伝えられていたレディオヘッド。すでに完成間際のところまで来ているらしい。早ければ年内のリリースが期待できそうだ。

ギタリストのエド・オブライエンは、2007年の『In Rainbows』以来となる新作についてBBC 6ミュージックでこう話した。「本当に興奮している。前回とは全く違うんだ。これをやれてスゴク嬉しいよ」

リリース日について問われると、こう答えている。「理想としては、年内にリリースできたらいい。そう希望している。ゴール間際なんだ。長いこと、アルバムや映画を作っていると、ゴールまではほど遠いって思う。それがようやく、手の届く距離だって感じているんだ。でも、もちろん最後の段階だってクリエイティヴな作業だ。短い間にエネルギーが炸裂し、たくさんのことを成し遂げる。それにもう少しってところでスローダウンするかもしれない。でも、あと数週間だって思いたいよ」

これまで通り、ナイジェル・ゴッドリッチがプロデュース。前作『In Rainbows』は購入者に価格を決めさせるという画期的な方法でリリースされたが、新作がどういうかたちで発表されるかはまだ明らかにされていない。

また、オフィシャル・サイト(Radiohead.com)には、“For A Bitter Tasting Saturday(苦みばしった土曜のために)”と題したトム・ヨークが選んだオフィス・チャートがアップされた。

1. the big ship brian eno
2. slurs and slowly isan
3. triangle folds inside out james holden
4. magnetic warrior archie bronson outfit
5. goodmorning sunshine quasimoto
6. 3 Tot 1 Zonder Toaster Aardvark
7. fog bank boy 8-bit
8. Leuk HeLeuk He Aardvark
9. bite it & believe it archie bronson outfit
10. claptrap joe

なぜ、苦みばしった気分なのか? 前日、イングランド・チームが勝てなかったため、苦みばしった気分で土曜を迎えた人は少なくなかったはずだが、そのバック・ミュージックにも適しているのか?

Ako Suzuki, London
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