坂本冬美、演歌歌手として初の着うたフル(R)デイリー1位獲得

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いいちこCMソングでおなじみの坂本冬美「また君に恋してる」が、3/19付レコチョク着うたフル(R)デイリーチャートで1位を記録した。演歌歌手が着うたフル(R)で同1位を獲得するのは、これが初めてのこと。

2009年1月の発売以来ロングヒットを続けている「また君に恋してる」だが、2008年11月から焼酎のCMソングとしてオンエアされ、2009年1月にシングル「アジアの海賊」のカップリングとして世にリリースされた。その後は、着うた(R)、着うたフル(R)ともに着実にセールスを伸ばし、2009年10月には同曲を中心としたアルバム『Love Songs~また君に恋してる~』が発売となった。その後、紅白歌合戦出場と日本レコード大賞優秀作品賞受賞と、一気にブレイクしたのは、皆さんご存知のとおりだ。

これまでの同チャートでの最高位は2/16付の3位であったが、3月19日にゲスト出演したTBS系列『中居正広の金曜日のスマたちへ』で忌野清志郎(享年58歳)とのエピソードが紹介されたことをきっかけにダウンロード数が飛躍的に伸びたようだ。

番組内で紹介された「あなたの影響を受けたアーティストは大勢いるでしょう。そして私も間違い無くその一人です。偉大なカリスマの歴史に、少しだけ参加出来た事は私の最大の誇りでした。」というブログのコメントにある通り、坂本冬美にとって忌野清志郎の存在は大きかったという。23年前、デビュー直後の坂本冬美に声をかけヴォーカリストとしての新たな道を拓くきっかけを与えたのが忌野清志郎であった。二人の強い絆が今の坂本冬美を支えてくれている事実が多くの視聴者の心に響き、その結果がこのチャート上昇のきっかけとなったのだ。
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