everset、ライヴで一緒に歌えば盛り上がるに決まってる新マキシ「Re:PASSION」特集
everset
NEW MAXI SINGLE「Re:PASSION」2009.12.30リリース特集
Tatsuo: 原曲出したときはもっとロックっぽかったんですけど。プロデューサーに「これ、スクラッチとか入れると肩の力が抜けていい感じになるよ」と言われて「じゃあ任せます」といってお願いしたら、INORANさんところのDJさんが入れてきてくれて。「おぉー、かっけーじゃん! さすが」と。この曲はシングルのなかでもストレートなロック調で。そこに世の中の不満をのせて、勢いがある感じにみなさんどうぞご自由にして下さいと。そうしたら、バチコンとくる歌詞を書いてきてくれて。
剛: これすぐ書けたんですよ。不満がたまってたのかな?(笑)。デボーメンというのはDEVILMANを英語読みにしただけなんです。DEVILを調べたら悪口を言う人という意味があって。おっ、これはすげぇなとピンときてサラッと書けた。でも、俺的にはこれは誰かに歌ったっていうんじゃなくて、これをカラオケで歌って欲しいってのが大きいんスよ。普段会社や学校で不満、文句を言えない人が中指を立てて腹の底から“FUCK OFF!”って叫びながら、カラオケで歌ってスッキリしてもらえたら俺は幸せ。そこでスッキリして明日からまた頑張ろうと。
Tatsuo: プランとしては、今回のシングルがあって、春先にシングルを出して、夏にアルバムを出して、年末にアルバム。
Tatsuo: リリースも不況に突っ込む感じでいきたいと思います!
剛: eversetが受け身になったら終わり、攻撃的じゃないeversetはeversetじゃないですから。俺らはミュージシャンだからファンの子はまず曲を聴きたいだろうし。不景気だからって止まってる場合じゃないんですよ。
Tatsuo: それでダメだったら自分のケツは自分拭けばいいんで。みんな人生賭けてるからこういことができるんだと思うんですね。
剛: 甘っちょろいこといってたら続けられないですよ。もうここまできたら俺らだけのeversetではないですから。そこは今年1年痛感したところで。死にたいと思ってたけどeversetに救われましたっていうファンがすごく多かったんですよ。ってことは、俺らは音楽でモノをいうときに強くなきゃいけない存在なんだなと思って。弱音なんて吐いてる場合じゃない、辞めるなんていってる場合じゃねんだと。だからリリース計画もそうですけど、もうとにかく前に進もうと。
Tatsuo: リリースイベントも含めてなんですが。
剛: 全国の情熱を俺らがともしながら廻ろうかなと。
Tatsuo: どこかに来て欲しいというのがあれば俺らが行くかもしれないし。
剛: 寒い季節、寒い世の中を俺らが温かくしていきたいですね。
取材・文●東條祥恵
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