44MAGNUM、リアルタイムで膨れ続ける力強い愛

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「ライヴ、楽しい。東京! 超楽しいんだけど!! こうなったら俺達を武道館、いや東京ドームに連れてってくれ。いいか、本気だからね。それから3~4月にアッと驚くイヴェントをやる」

これにファンはでかい叫び声をあげる。超楽しいのはこっちです。で、そのアッと驚くイヴェントには、すでに2つほど出演バンドも決まっているようだが、詳細はまだ明らかにされていない。ただ、新生44MAGNUMになってから今後のライヴなり予定なりがいろいろ決まっていくというのは、ファンとしてうれしい限り。こうなったら是が非でも44MAGNUMを東京ドームに連れて行かなきゃならない。

「これから怒濤の攻め。受け身になるなよ!」とPAULのあおり文句からライヴは「SHOW TIME」へ突入。中盤ではコール&レスポンスも起こり、44MAGNUMとファンの一心同体ぶりで盛り上がる。さらに「No Standing Still」からまさに怒濤の攻め。ギター・ソロをセンターで弾くJIMMY、ステージ上手でヒザまづいてヘッドバングするPAULとSHUSE。ステージ下手ではStevieがフロアをあおりまくっている。そしてJIMMYの後方には、ストロングなリズムを刻み続けるJOE。2階席もケツを蹴り上げられたんだろう。頭をガンガンに振っている。1階フロアの様相は言うまでもない。44MAGNUMがアマチュア時代にホームグラウンドにしていた大阪バーボンハウスですか、というぐらいの激烈ぶり。その勢いのままエンディングまで突っ走った。

そして「SOULS」から始まったアンコールでは、「俺達がROCKだ!」とPAULが熱い言葉を投げつける。アンコール最後を決めるのは、もちろん44MAGNUMの代表曲「Satisfaction」。会場中は大合唱である。「みんなの笑っている顔を見たい」とPAULが言えば、誰もが満足そうな笑顔で歌い叫ぶ。PAULがいるからだ、とライヴ中盤にファンの一人が叫んでいたが、熱いプレイをする44MAGNUMがいれば、つい楽しくて笑顔になってしまう。やっぱりスゲーよ、44MAGNUM。2010年のイヴェントについては詳細が分かりしだいお伝えしたい。

44MAGNUM 2009年12月12日
1.Take Me To Your Heart
2.CALL MY NAME
3.Your Heart
4.10gモラトリアム
5.マガイモノ
6.IN THE END
7.This Time
8.Far Planet
9.Love Desire
10.Backstreet Delinquent
11.NIGHTMARE
12.I JUST CAN'T TAKE ANYMORE
13.SHOW TIME
14.No Standing Still
15.I'm on Fire
16.The Wild Beast
17.TOO LATE TO HIDE
- Encore-
1.SOULS
2.STREET ROCK'N ROLLER
3.Satisfaction

長谷川幸信
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