マイケル・ジャクソン、2009年をマイケルで締めくくる最良の方法

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その中でも前半部のハイライトは、「スムーズ・クリミナル」で見せる“傾き”のパフォーマンス。世界でマイケルにしかできないパフォーマンス。目に焼き付けたい映像だ。

さらに、ビルボード史上初の初登場1位を獲得したバラード「ユー・アー・ナット・アローン」に続いて、ジャクソン・ファイブ時代の全米No.1ヒット「帰ってほしいの」「小さな経験」「アイル・ビー・ゼア」のメドレーが、幼き日のマイケルの写真を背景に歌われ、客席のヴォルテージは最高潮に達する。ここから大ヒットナンバー「ビリー・ジーン」「スリラー」「今夜はビート・イット」が立て続けに繰り出され、客席は大熱狂になることになる。

「ビリー・ジーン」では、マイケルの代名詞でもある“ムーンウォーク”が披露され、「スリラー」「今夜はビート・イット」では、世界中が熱狂したビデオ・クリップの世界そのままが再現され、曲の隅々までをエンターテインメントに昇華させたマイケルならではのステージが堪能できる。

そして、世界平和、環境保全を願う強いメッセージが込められた「アース・ソング」「ヒール・ザ・ワールド」をフィーチャーして、ステージは感動の大団円を迎える。

以上、不世出のポップスター、マイケル・ジャクソンが全身全霊をかけて作り上げた魅力をすべて味わえる内容だ。大晦日にはテレビの前に正座して、最高のポップスを楽しみたい。

◆WOWOW マイケル・ジャクソン スペシャルページ
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