タイナカ サチ、シンガーとして一皮向けた彼女に会える3rdアルバム『Destiny』リリース特集

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タイナカ サチ シンガーとして一皮向けた彼女に会える 3rdアルバム『Destiny』特集

自分だけの小さな世界を抜け出して一回り大きなものに飛び込む勇気を得たシンガーとして一歩先に進んだ彼女が表現するものに激しく同感

タイナカ サチ本人による全曲解説。それぞれの曲への思いを受け止めてね。

1.運命人

このアルバムは、この曲から全てが始まった、私にとってまさに運命的な一曲です。同じ時代に生まれ出会えた、もしくはこれから出会う全ての運命人に、「そばにいるよ。ちゃんと届いてるよ」「愛することは100年あっても足りない」「自分の弱さを知ってまた強くなる」という、暖かくも強いメッセージを、しっかり届けられるように心を込めて歌いました。

2.さよならを言えばいいのに

「どうして大好きな人のことを、疑ってしまうんだろう。失いたくないから? 自信がないから?」恋をして、時々ネガティブになってしまう自分を、どうにか変えたいと頑張ってみたり、でもやっぱりまた悩んでしまったり…という自分自身と奮闘する恋心を書きました。メロディーとミックスの感じも、すごく自分好みに仕上げてみました。

3.誰にも言えない気持ち

心の中でそっとしまっておいた気持ちって、時々何かをきっかけに溢れ出したりしちゃうと思うんです。例えば、昔恋した人の香りがしたり、一緒によく聴いていた音楽をふと耳にした時なんかは。そんな、ちょっと思い出して切なくなる時の心を綴った一曲です。バラードでは、初めてのアレンジにしてもらいました。

4.夕映えのシネマ

この曲のテーマは「旅」なんです。旅をして、色んな景色を見ながら、色んな風を感じながら、どこからでもどこにいても愛しい人のことを思う、そんな曲です。聴いてくれた皆さんと一緒に、心の中で旅が出来たら最高です。レコーディングでは、作詞家の渡辺なつみさんが、歌う私を導いてくれるかのように、翼を広げてずっとそばに居てくれました。そんな尊敬する方と一緒に作れた大切な曲です。

5.守りたいもの

デワヨシアキ氏が作ってくれたたこのメロディーを聴いた瞬間に、ずっとこの曲に出会えるのを待っていたような、そんな不思議な気持ちになりました。なので歌詞も、実はずっと書きたかった内容、「守りたいもの」をテーマに書きました。少し真面目な文章になってしまったので、バラードにする予定をやめ、重くなりすぎない、すーっと自然に入って貰えるくらいの速度、アレンジ、表現で仕上げました。

6.もうキスされちゃった

憧れて憧れてやまない、広瀬香美さんにいただいた、私にとって宝物の曲です。ライブでいつもお客さんと一緒に“なんつって”が出来るのを、ホントに楽しみにしているんです(笑)。そしてそんなこの曲にも実は、「運命」って言葉が沢山出てくるんですよ! このアルバムには本当にいろんな“Destiny”を感じます。

7.My HERO

最近、テレビで活躍するアスリートのみなさんを見ていたら、スポーツマン&スポーツウーマンを応援するような、力強い、直球応援歌を書きたくて仕方なくなりました。プレッシャーや、スランプにも立ち向かい、日々戦うその姿は、まるでヒーローだ! と思いタイトルも直球に付けました。この曲も、思いっきりライブで盛り上がりたいです。

8.code

このアルバムの中では、ロック担当であり、“生命力”をテーマに歌っている一曲です。この曲に出会ってからもう1年以上経ちますが、いまだに歌う度に新しくいろんなことに気づかされる、私にとってとても深い一曲です。余談ですが、ジムで走るのに疲れ始めた時、この曲を聴くと、あと10分は走れますよ(笑)。

9.Orange

「大丈夫」っていう何気ない言葉の持っているパワーを改めて感じた一曲です。そんなシンプルで優しいテーマだったからこそ、聴いてくれる人へ、自分の声でどこかで届けられるか、チャレンジしました。レコーディングには一番時間がかかった曲なので、出来上がったときは嬉しかったです。届くといいなぁ…と、今は願うばかりです。

10.また明日ね

恋と愛、その二つの気持ちが交じり合った曲です。「また明日ね」っていう一言に、“明日も声が聞けますように”、そして“大切な人の明日が幸せでありますように”…という願いを込めています。相手が好きだから、自然と少しくらい無理をしてしまう心もありますよね。そんな等身大なLOVE SONGです。

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