【タイナカサチの「& SACHI」】第6回ゲスト:たむらぱん、まきちゃんぐ
タイナカサチ自主企画コラボライヴ<&SACHI>も、いよいよ8月14日でvol.4を迎える。そのゲストであるたむらぱん、まきちゃんぐ、それぞれとの対談を今回は2本立てで一挙公開! “表現する時の基本姿勢”に各人の個性が表れる、アーティストならではの話になりました。そして、これを読んだ後はアナタもぜひライヴ会場に足を運んでみてください。才能あふれるアーティスト達が生み出す化学反応と、音楽でつながる楽しさに、至福を感じるはずだから。
取材・文●赤木まみ
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【対談Part1】タイナカサチ&たむらぱん
タイナカ:ぱんちゃんは音楽だけじゃなく、デザインもいろいろされてたり、ファッションにもこだわりを持ってるよね。頭には星もついてるし!!(笑)
たむらぱん:この星はね、1ヶ月前ぐらいに入れたんだけど。前髪をビルの形に切ったのね。都会のビル群みたいな、夜景をイメージして。それで星を入れて。それから1ヶ月ぐらい経って、今度は大自然のサバンナにしようと思って、前髪を草の感じでキザギザにしたんだけど、夜景のイメージは崩さず。だから星がついてるの(笑)。
タイナカ:あくまでも夜景のイメージは崩さないんや(笑)。でも、よくそういうのが浮かぶよね?
たむらぱん:間違いや事故も多いけどね(笑)。自分はいいと思っても、価値観って人それぞれだから。
タイナカ:じゃあ、“これをいいと思ってるのは私だけ?”みたいな時もあったり……。たむらぱん:そうそう。でも年齢を重ねるにつれて、自分が納得してやったことの方が楽しめる率が高いなって思うようになってきた。例えば周りの感覚を気にして何かやったとして、それが否定された場合、二重のダメージになるじゃない? 周りに合わせたっていう後悔と、それを否定されたっていうダメージ。でも自分がやりたくてやって否定されたのなら、“まぁ自分はこれだから”って思えるというか。
タイナカ:あぁ、わかる。レベルは違うけど、私も同じような感覚に最近やっと気づいて。服にしても、音楽にしても、自分でしっくり来るものしかやりたくないなって。少し前までは、100人いたら100人に好かれたいっていう考えがどこかにあったのね。でもそうすると、いろんな意見があるから、それで揺れて、時に自分が見えなくなっちゃう時もあったの。でも最近は“私はこれが好きです。だからこれを好きな人集まってください”みたいな感覚になってきたというか……。
たむらぱん:あぁ、うんうん。ただ、周りが気になるっていうのはなくならないと思う、たぶん一生。
タイナカ:確かに、気にならなくなったら裸で歩けることになっちゃうもんね(笑)、極端なことを言ったら。
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