初期Every Little Thingまさかの復活ほか、サプライズ続出の<a-nation '09>東京公演
8月23日に行なわれた<a-nation '09>東京公演2日目。この日は、Every Little Thingに五十嵐充の飛び入り参加や、シークレットゲストで、エイベックスへ移籍したばかりの河村隆一が登場するなど、数多くのサプライズがあった。
◆浜崎あゆみ、倖田來未、東方神起、ELTほか、<a-nation '09>東京公演 画像集
シルバーのスパンコールという煌びやかな衣装を身にまとい、メインステージトップバッターで登場した鈴木亜美、マドンナやブリトニー・スピアーズなどの衣装を手がけるデザイナー、ジェレミー・スコットによる柔らかなピンクのワンピース姿の千紗が、華麗なダンスと笑顔を振りまいたGIRL NEXT DOORのステージに続いて、シューティングアクトとして登場したのが、May J.。Sugar Soulの大ヒットナンバーをDJ KAORIプロデュースでカヴァーした「Garden feat. DJ KAORI, Diggy-MO', クレンチ&ブリスタ」が着うた(R)でヒットした彼女。ステージでもその「Garden」を名刺代わりに披露すると、会場からはシューティングアクトとは思えないほどの歓声が挙がる。さらに、ここで最初のサプライズ。2曲目は、May J.を応援するために、キマグレンが会場に駆けつけ、2組のコラボレーションが実現。アルバム『FAMILY』に収録されている「もし君と…with キマグレン」でオーディエンスを沸かせた。
May J.の後にサプライズゲストとして登場したのが、2009年7月にレコード会社をエイベックスに移籍し、今回<a-nation>初参戦となる河村隆一。予想外のアーティストの登場に思わず「えー!」というオーディエンスの驚きの声が挙がる中、ブラックのシャツを素肌に羽織った河村隆一がステージに。自身の大ヒット曲「I Love you」や、9月30日にリリースされる新曲「Brilliant Stars」など3曲を熱唱。ピアノアレンジされた大ヒット曲「Love is...」では、会場のいたるところで、歌詞を口ずさむ若い女性の姿が見られた。
初参戦といえば、9人体制となった新生DA PUMPも初。タイトルどおりごきげんなナンバー「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」からのアクロバティックなステージを魅せ、一気に会場は総立ち状態。新メンバーの紹介を挟みつつ、最新曲「SUMMER RIDER」や懐かしいヒット曲「Rhapsody in Blue」など新旧織り交ぜたセットリストで会場を楽しませた。
懐かしいといえば、全編にわたって懐かしい大ヒット曲を披露してくれたのが、2009年の期間限定で活動再開中のLINDBERG。“やっぱり、ドキドキすることやめられへんな(笑)”と大型スクリーンに表示されたのち、メンバーが登場。「今すぐKiss Me」「恋をしようよYeah! Yeah!」「GAMBAらなくちゃね」そして「BELIEVE IN LOVE」という、リリース当時を知っているオーディエンスたちからすると涙ものの鉄板ヒット曲を連発。時代を作ったロックバンドとして、渡瀬マキはじめ、メンバーはステージを縦横無尽に駆け回り、心地よくドライブしたロックで夏のスタジアムに軽やかな風を起こした。
一皮むけた姿を東京会場限定で見せてくれたのが、BoA。2009年はアメリカ進出を実現させた彼女。ドラムとベースの極太な低音が地面を揺らす中、ダンサー陣と従えて、全米デビュー曲「Eat You Up」などをダンサブルにパフォーマンス。3年ぶりという久しぶりの<a-nation>のステージとなった彼女は、途中、“King of pop”マイケル・ジャクソンのスタイルを取り入れたダンスを見せるなど、歌で、パフォーマンスで我々にエンターテインメントを見せてくれた。今なお着実に進化し続けているBoA、それが見事に表現されたステージだったはずだ。
久しぶりといえば、2009年はそれぞれソロ活動を始動させたため、久しぶりにふたりそろってファンの前に姿を現すことになったEvery Little Thing。彼らの出演は、この23日のみとのことで、多くのELTファンが会場に詰めかけたことだろう。
ELTのステージは、大ヒットした「Dear My Friend」でスタート。ボルテージがジリジリと上昇していく中、ラテンフレーバーをきかせたアレンジでの「出逢った頃のように」で一気にヒートアップ。もっちーは「私たちは(ELTとして)今年初めて(の活動)がここなんですが、皆さんとお会いできてうれしいです。」と挨拶。しっとりと聴かせた「fragile」終了後には、お約束の「一朗さんのほうから…」というもっちーのふりで「伊藤一朗でーす。ブイブイ!」と笑顔を見せ、ファンから「可愛い!」の声も飛んだ伊藤一朗。
しかし、実はこの日、Every Little Thingには大きなサプライズが隠されていた。MCで呼び込まれたのは、なんと五十嵐充。「うぉー!」というオーディエンスの反応の中、約9年ぶりとなる初期メンバー3人でのEvery Little Thingが<a-nation>東京会場で現実のものとなったのだ。
オーディエンスの前に姿を現した五十嵐は「今回、久しぶりに僕の楽曲で、3人で制作する機会を与えてもらったんですけど、懐かしくもあり、新鮮な感じもあります。今日は、みなさん、思いっきり楽しんで、夏の思い出にしてください」と挨拶。もっちーも感慨深げに「やり続けていくと、素敵な再開があるのだな、と感じております。」と呟き、いよいよキーボード・五十嵐充が参加するELTのステージに。五十嵐がプロデュースと作曲を手がけ、ELTとしては13ヵ月ぶりとなる新曲「DREAM GOES ON」を聴かせ、ラストナンバーではもっちーのテンションも大爆発。「お前らアホになる気はあんのかー! 愛を歌う気はあんのかー!」と、いつもどおり“スイッチが入ってしまった”もっちー。「Shape Of Love」を気持ちよく歌い上げつつ、会場を煽りまくっていた。
そのほかにも、9月16日に移籍後初となるCD作品『SWEET BLACK』リリースを控え、登場するやいなや女の子たちから「可愛いー!」という声が飛び交っていた2009年クラブシーンの新歌姫・後藤真希や、先にお伝えしたとおり、シークレットゲストで登場して会場を笑いの渦に巻き込んだ矢島美容室、さわやかなスタイル、歌声とダンスで女性陣から熱い視線を受けていた東方神起、セクシー&キュートに会場をアゲにアゲた倖田來未、毎年<a-nation>をひときわ大きなダンスフロアに変えてしまうTRF、そして圧倒的なカリスマ性と存在感、さらに趣向が凝らされた演出で会場の隅から隅までを魅了してしまう浜崎あゆみなど、例年にまして見所の多かった<a-nation '09>東京公演。
観客動員28万人を見込む日本最大級の野外ライヴサーキットも、8月29日、8月30日の大阪公演をもって全日程終了となる。関西方面のファンの皆さんは、ぜひこの夏最後の大型イベントを心待ちにしてほしい。
◆iTunes Store Every Little Thing(※iTunesが開きます)
◆Every Little Thingオフィシャルサイト
◆<a-nation '09> オフィシャルサイト
◆浜崎あゆみ、倖田來未、東方神起、ELTほか、<a-nation '09>東京公演 画像集
シルバーのスパンコールという煌びやかな衣装を身にまとい、メインステージトップバッターで登場した鈴木亜美、マドンナやブリトニー・スピアーズなどの衣装を手がけるデザイナー、ジェレミー・スコットによる柔らかなピンクのワンピース姿の千紗が、華麗なダンスと笑顔を振りまいたGIRL NEXT DOORのステージに続いて、シューティングアクトとして登場したのが、May J.。Sugar Soulの大ヒットナンバーをDJ KAORIプロデュースでカヴァーした「Garden feat. DJ KAORI, Diggy-MO', クレンチ&ブリスタ」が着うた(R)でヒットした彼女。ステージでもその「Garden」を名刺代わりに披露すると、会場からはシューティングアクトとは思えないほどの歓声が挙がる。さらに、ここで最初のサプライズ。2曲目は、May J.を応援するために、キマグレンが会場に駆けつけ、2組のコラボレーションが実現。アルバム『FAMILY』に収録されている「もし君と…with キマグレン」でオーディエンスを沸かせた。
May J.の後にサプライズゲストとして登場したのが、2009年7月にレコード会社をエイベックスに移籍し、今回<a-nation>初参戦となる河村隆一。予想外のアーティストの登場に思わず「えー!」というオーディエンスの驚きの声が挙がる中、ブラックのシャツを素肌に羽織った河村隆一がステージに。自身の大ヒット曲「I Love you」や、9月30日にリリースされる新曲「Brilliant Stars」など3曲を熱唱。ピアノアレンジされた大ヒット曲「Love is...」では、会場のいたるところで、歌詞を口ずさむ若い女性の姿が見られた。
初参戦といえば、9人体制となった新生DA PUMPも初。タイトルどおりごきげんなナンバー「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」からのアクロバティックなステージを魅せ、一気に会場は総立ち状態。新メンバーの紹介を挟みつつ、最新曲「SUMMER RIDER」や懐かしいヒット曲「Rhapsody in Blue」など新旧織り交ぜたセットリストで会場を楽しませた。
懐かしいといえば、全編にわたって懐かしい大ヒット曲を披露してくれたのが、2009年の期間限定で活動再開中のLINDBERG。“やっぱり、ドキドキすることやめられへんな(笑)”と大型スクリーンに表示されたのち、メンバーが登場。「今すぐKiss Me」「恋をしようよYeah! Yeah!」「GAMBAらなくちゃね」そして「BELIEVE IN LOVE」という、リリース当時を知っているオーディエンスたちからすると涙ものの鉄板ヒット曲を連発。時代を作ったロックバンドとして、渡瀬マキはじめ、メンバーはステージを縦横無尽に駆け回り、心地よくドライブしたロックで夏のスタジアムに軽やかな風を起こした。
一皮むけた姿を東京会場限定で見せてくれたのが、BoA。2009年はアメリカ進出を実現させた彼女。ドラムとベースの極太な低音が地面を揺らす中、ダンサー陣と従えて、全米デビュー曲「Eat You Up」などをダンサブルにパフォーマンス。3年ぶりという久しぶりの<a-nation>のステージとなった彼女は、途中、“King of pop”マイケル・ジャクソンのスタイルを取り入れたダンスを見せるなど、歌で、パフォーマンスで我々にエンターテインメントを見せてくれた。今なお着実に進化し続けているBoA、それが見事に表現されたステージだったはずだ。
久しぶりといえば、2009年はそれぞれソロ活動を始動させたため、久しぶりにふたりそろってファンの前に姿を現すことになったEvery Little Thing。彼らの出演は、この23日のみとのことで、多くのELTファンが会場に詰めかけたことだろう。
ELTのステージは、大ヒットした「Dear My Friend」でスタート。ボルテージがジリジリと上昇していく中、ラテンフレーバーをきかせたアレンジでの「出逢った頃のように」で一気にヒートアップ。もっちーは「私たちは(ELTとして)今年初めて(の活動)がここなんですが、皆さんとお会いできてうれしいです。」と挨拶。しっとりと聴かせた「fragile」終了後には、お約束の「一朗さんのほうから…」というもっちーのふりで「伊藤一朗でーす。ブイブイ!」と笑顔を見せ、ファンから「可愛い!」の声も飛んだ伊藤一朗。
しかし、実はこの日、Every Little Thingには大きなサプライズが隠されていた。MCで呼び込まれたのは、なんと五十嵐充。「うぉー!」というオーディエンスの反応の中、約9年ぶりとなる初期メンバー3人でのEvery Little Thingが<a-nation>東京会場で現実のものとなったのだ。
オーディエンスの前に姿を現した五十嵐は「今回、久しぶりに僕の楽曲で、3人で制作する機会を与えてもらったんですけど、懐かしくもあり、新鮮な感じもあります。今日は、みなさん、思いっきり楽しんで、夏の思い出にしてください」と挨拶。もっちーも感慨深げに「やり続けていくと、素敵な再開があるのだな、と感じております。」と呟き、いよいよキーボード・五十嵐充が参加するELTのステージに。五十嵐がプロデュースと作曲を手がけ、ELTとしては13ヵ月ぶりとなる新曲「DREAM GOES ON」を聴かせ、ラストナンバーではもっちーのテンションも大爆発。「お前らアホになる気はあんのかー! 愛を歌う気はあんのかー!」と、いつもどおり“スイッチが入ってしまった”もっちー。「Shape Of Love」を気持ちよく歌い上げつつ、会場を煽りまくっていた。
そのほかにも、9月16日に移籍後初となるCD作品『SWEET BLACK』リリースを控え、登場するやいなや女の子たちから「可愛いー!」という声が飛び交っていた2009年クラブシーンの新歌姫・後藤真希や、先にお伝えしたとおり、シークレットゲストで登場して会場を笑いの渦に巻き込んだ矢島美容室、さわやかなスタイル、歌声とダンスで女性陣から熱い視線を受けていた東方神起、セクシー&キュートに会場をアゲにアゲた倖田來未、毎年<a-nation>をひときわ大きなダンスフロアに変えてしまうTRF、そして圧倒的なカリスマ性と存在感、さらに趣向が凝らされた演出で会場の隅から隅までを魅了してしまう浜崎あゆみなど、例年にまして見所の多かった<a-nation '09>東京公演。
観客動員28万人を見込む日本最大級の野外ライヴサーキットも、8月29日、8月30日の大阪公演をもって全日程終了となる。関西方面のファンの皆さんは、ぜひこの夏最後の大型イベントを心待ちにしてほしい。
◆iTunes Store Every Little Thing(※iTunesが開きます)
◆Every Little Thingオフィシャルサイト
◆<a-nation '09> オフィシャルサイト
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