スティング、冬をテーマにしたニュー・アルバムを発表

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ザ・ポリスのリユニオン・ツアーを大成功のうち終了したスティングが、ソロ活動を再開した。スティングはこの秋、大好きな季節“冬”をテーマにしたニュー・アルバムをリリースする。

タイトルは『If On A Winter's Night...』。英国の子守唄、伝統的な歌、14世紀の聖歌などをリメイク/カヴァーするほか、スティング作のオリジナル・トラック2曲「Lluaby For An Anxious Child」「The Hounds Of Winter」(1996年のアルバム『Mercury Falling』に収録)もフィーチャーされるという。

スティングは「冬のテーマは、インスピレーションと素材に満ちている。異なるスタイルのものをフィルターにかけ1つのアルバムにすることで、何か新鮮で新しいものが作れたのではないかと願っている」と語っている。

『Songs From The Labyrinth』以来3年ぶりとなるアルバム『If On A Winter's Night...』は10月26日(全米。英国11月2日)にリリースされる。

スティング関連ニュースとして、スティング夫妻が出演した劇場パフォーマンス『Twin Spirits』が10月にDVDでリリースされるそうだ。同作品は、作曲家ロベルト・シューマンとピアニストの妻クララの愛をとりあげたもの。クラシック・ミュージシャンがシューマン、クララの作品をライヴ・パフォーマンスする中、シューマンからクララへ宛てられた手紙をスティングが、クララからシューマンへの手紙をスティングの奥さんであるトゥルーディが読み上げている。2005年にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで初上演された後、チャリティなどのプライベート・イベントでしかパフォーマンスされていないレアな劇場作品だ。

Ako Suzuki, London
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