増田勇一の欧州日記（4）

▲＜ROCK IM PARK＞と＜ROCK AM RING＞の…

▲6月6日、＜ROCK IM PARK＞での昼食は、会場…

▲6月6日夕刻、＜ROCK IM PARK＞のセンター・…

▲6月6日の＜ROCK IM PARK＞、オルタナ・ステ…

欧州ツアー序盤の大舞台、＜ROCK IM PARK＞と＜ROCK AM RING＞への出演を果たしたDIR EN GREY一行は、6月7日深夜の演奏終了後、次の公演地であるオランダへと向かった。が、実際にオランダのユトレヒトでライヴがあるのは6月10日のこと。8日、9日は、今回のツアーのなかでも珍しい、貴重なオフということになる。

◆増田勇一の欧州日記（4） ～写真編～

結果、一行はこの2日間をオランダの首都、アムステルダムで過ごすことになった。僕自身は今から20年ほど前にここを初めて訪れ、以後何度か来ているのだが、素朴さと猥雑さの同居する街の雰囲気は、ほとんど当時のまま。

そういえばSLAYERとMEGADETH、TESTAMENTとSUICIDAL TENDENCIESという超強力な布陣による＜CLASH OF THE TITANS＞というツアーの取材のためにここに来たこともあったが、その当時からSLAYERに関わっていたのが、今回のDIR EN GREYの欧州ツアーで、エンジニアとツアー・マネージャーを兼任しているリック。あの頃から知り合いだったとしても、実は全然おかしくない。人間同士の縁というのはやはり不思議なものだ。

というわけで、この原稿を書いているのは、こちらの時間で6月10日の朝のこと。次回の更新時にはユトレヒト公演の話をご報告できるはずだ。その前に今回は、＜ROCK IM PARK＞と＜ROCK AM RING＞の雰囲気を味わってもらうべく、いくつか写真をお届けしておこうと思う。

では、また。

増田勇一