イスラエル、ひとりの女性への名残をビートやライムに込めて
オーストラリア出身のシンガーソングライター/プロデューサーのイスラエルが、2ndアルバム『The Legacy』でついに日本デビューを果たす。抜群のメロディ・センスと天性の歌声で新生代R&Bを牽引していくであろう『The Legacy』は2009年5月24日リリースだ。
フロアチューンからバラードまでバラエティに富んだ完成度の高いアルバムを届けてくれた彼に、デビューまでのストーリー、そしてアルバムについて語ってもらった。
──出身地と生年月日を教えてください。
イスラエル:1982年6月2日、フィリピンで生まれて3歳の時にオーストラリアに来たんだ。
──どんな音楽を聴いて育ったのですか?
イスラエル:ヒップホップとR&B、それにポップスさ。ストリートのヒップホップが大好きだったんだけど年をとるにつれてどんどんR&Bに興味を持つようになったんだ。最近はヒップホップ、R&Bの新作は全てチェックするようにしてるよ。ロイドやザ・ドリーム、リル・ウェイン、マリオとかね。
──幼い頃からプロのシンガーになりたいと思っていたのですか?
イスラエル:ずっとプロデューサーになりたいと思っていたんだ。実はオーストラリアではオレはプロデューサーとしての方が知られているんだ。シンガーになろうと決める前から他のアーティストのプロデュースをしたいって思っていたからね。
──デビュー前はどんな活動をしていたのですか? グループを組んでいたことなどありますか?
イスラエル:とにかくお金がなかったから他のアーティストのプロデュースや作詞をしていたよ。ハスラーだったね。アーティストとしてのグループではないけどThe Nufirmというクルーは長いことやっているよ。
──デビュー後、すぐに数々のアワードを受賞しました。成功した要因はご自身ではなんだと思いますか?
イスラエル:「My Girl」がベストR&Bソングを受賞したんだ。他にも9つの賞にノミネートされた。とてもグレートな経験だったよ。オレのデビューアルバムはオーストラリアではかなり成功したんだ。同じ時期に他にも色んなやつらがデビューしたけど大抵はそれっきりさ。オレはこうして今も続けてこれて、きっと神の恩恵を授かったんだと思うよ。
──そして今回晴れて日本デビューを果たしますが、今の率直な気持ちを教えてください。
イスラエル:アルバム『The Legacy』が日本で発売されるなんて凄く興奮しているよ。このアルバムには自分の重要な部分がたくさん詰まっているんだ。色んな意味も含んでいるし、自分の人生の中でもとても大事な作品なんだ。日本でも受け入れられるといいな。日本は大好きな国だからね。
──アルバム・コンセプトは?
イスラエル:『The Legacy』はオレとひとりの女性のことを歌ったアルバムなんだ。初めて会った時のことから、一緒に楽しく過ごした時間、喧嘩とかね。それらの名残をビートやライムに込めてるんだ。そしてクラブ・ミュージックであり、ベッドルーム・ミュージックであり、クルージング・ミュージックでもあるんだ。
──「Hold On Me」でChe'Nelleをフィーチャーしたのはなぜですか?
イスラエル:彼女とはオーストラリアで知り合ってもう長い付き合いなんだ。ナイス・レディーさ。彼女は日本でかなり人気なんだよね? だとしたら一緒に日本ツアーをしてみたいよ。
──「Anywhere」でオートチューンを使ったり、「Freak Tonight」や「Saviour」ではUSのシーンの流行りでもあるエレクトロ・テイストを取り入れたりしていますが、やはりUSのR&B/ヒップホップ・シーンを意識してのことですか?
イスラエル:ポップでフレッシュなものは何でも好きだし積極的に取り入れるようにしているんだ。それにプロデューサーとしてこういったトレンドは常に意識しているよ。何より面白いしね。
──オーストラリアにR&Bシーンというものはあるのですか? あなた以外にもR&Bシンガーは沢山いるのですか?
イスラエル:モチロンいるよ。でもオーストラリアはまだまだこのシーンについては発展途上なんだ。メジャーには60年代から同じような音楽に携わってきて変えようとしない人間が大勢いて作品をコントロールしているしね。新しいものを受け入れようとしている人たちがまだまだ少ないのが現状なんだ。
──日本には来たことありますか? 日本の印象は?
イスラエル:オレの叔母が日本に住んでいて一度だけ行ったことがあるけど、日本は世界中でも大好きな国なんだ。伝統とモダンが調和していてとても印象的なところだよね。
──日本のファンにメッセージをお願いします。
イスラエル:日本のみんながオレのミュージックを気に入ってくれるといいな。それに近いうちに必ず日本のみんなに会いたいよ。日本に行ったら大好きな日本食もたくさん食べたいし。もしかしたら街角でうどんを食べたりカラオケをしてるオレを見かけるかもしれないぜ(笑)。サポートしてくれているみんなにとても感謝しているよ。サンキュー!
フロアチューンからバラードまでバラエティに富んだ完成度の高いアルバムを届けてくれた彼に、デビューまでのストーリー、そしてアルバムについて語ってもらった。
──出身地と生年月日を教えてください。
イスラエル:1982年6月2日、フィリピンで生まれて3歳の時にオーストラリアに来たんだ。
──どんな音楽を聴いて育ったのですか?
イスラエル:ヒップホップとR&B、それにポップスさ。ストリートのヒップホップが大好きだったんだけど年をとるにつれてどんどんR&Bに興味を持つようになったんだ。最近はヒップホップ、R&Bの新作は全てチェックするようにしてるよ。ロイドやザ・ドリーム、リル・ウェイン、マリオとかね。
──幼い頃からプロのシンガーになりたいと思っていたのですか?
イスラエル:ずっとプロデューサーになりたいと思っていたんだ。実はオーストラリアではオレはプロデューサーとしての方が知られているんだ。シンガーになろうと決める前から他のアーティストのプロデュースをしたいって思っていたからね。
──デビュー前はどんな活動をしていたのですか? グループを組んでいたことなどありますか?
イスラエル:とにかくお金がなかったから他のアーティストのプロデュースや作詞をしていたよ。ハスラーだったね。アーティストとしてのグループではないけどThe Nufirmというクルーは長いことやっているよ。
──デビュー後、すぐに数々のアワードを受賞しました。成功した要因はご自身ではなんだと思いますか?
イスラエル:「My Girl」がベストR&Bソングを受賞したんだ。他にも9つの賞にノミネートされた。とてもグレートな経験だったよ。オレのデビューアルバムはオーストラリアではかなり成功したんだ。同じ時期に他にも色んなやつらがデビューしたけど大抵はそれっきりさ。オレはこうして今も続けてこれて、きっと神の恩恵を授かったんだと思うよ。
──そして今回晴れて日本デビューを果たしますが、今の率直な気持ちを教えてください。
イスラエル:アルバム『The Legacy』が日本で発売されるなんて凄く興奮しているよ。このアルバムには自分の重要な部分がたくさん詰まっているんだ。色んな意味も含んでいるし、自分の人生の中でもとても大事な作品なんだ。日本でも受け入れられるといいな。日本は大好きな国だからね。
──アルバム・コンセプトは?
イスラエル:『The Legacy』はオレとひとりの女性のことを歌ったアルバムなんだ。初めて会った時のことから、一緒に楽しく過ごした時間、喧嘩とかね。それらの名残をビートやライムに込めてるんだ。そしてクラブ・ミュージックであり、ベッドルーム・ミュージックであり、クルージング・ミュージックでもあるんだ。
イスラエル:彼女とはオーストラリアで知り合ってもう長い付き合いなんだ。ナイス・レディーさ。彼女は日本でかなり人気なんだよね? だとしたら一緒に日本ツアーをしてみたいよ。
──「Anywhere」でオートチューンを使ったり、「Freak Tonight」や「Saviour」ではUSのシーンの流行りでもあるエレクトロ・テイストを取り入れたりしていますが、やはりUSのR&B/ヒップホップ・シーンを意識してのことですか?
イスラエル:ポップでフレッシュなものは何でも好きだし積極的に取り入れるようにしているんだ。それにプロデューサーとしてこういったトレンドは常に意識しているよ。何より面白いしね。
──オーストラリアにR&Bシーンというものはあるのですか? あなた以外にもR&Bシンガーは沢山いるのですか?
イスラエル:モチロンいるよ。でもオーストラリアはまだまだこのシーンについては発展途上なんだ。メジャーには60年代から同じような音楽に携わってきて変えようとしない人間が大勢いて作品をコントロールしているしね。新しいものを受け入れようとしている人たちがまだまだ少ないのが現状なんだ。
──日本には来たことありますか? 日本の印象は?
イスラエル:オレの叔母が日本に住んでいて一度だけ行ったことがあるけど、日本は世界中でも大好きな国なんだ。伝統とモダンが調和していてとても印象的なところだよね。
──日本のファンにメッセージをお願いします。
イスラエル:日本のみんながオレのミュージックを気に入ってくれるといいな。それに近いうちに必ず日本のみんなに会いたいよ。日本に行ったら大好きな日本食もたくさん食べたいし。もしかしたら街角でうどんを食べたりカラオケをしてるオレを見かけるかもしれないぜ(笑)。サポートしてくれているみんなにとても感謝しているよ。サンキュー!
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