monobright、母校に歌を贈る

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現在、ツアー<monobright LIVE TOUR ブライトンロック2009 ~素敵なあなたに歌われ対バン~>を行なっているmonobrightが、ヴォーカル桃野陽介の母校・根室の別海高校でサプライズ・ライヴを行なった。

日本の最東端、根室出身の桃野陽介は、実家が酪農を営んでいる事もあり、地元の別海高校定時制酪農科を卒業。その後、桃野はミュージシャンを目指し札幌に上京して現在のメンバーに出会い、現在に至るわけだが、そんな将来の夢と野望を抱いたのが、多感な少年時代を過ごした別海高校の日々であった。

今回サプライズ・ライヴを行なうきっかけになったのは、2008年の夏に取材を兼ねて実家に戻った際、たまたま寄った別海高校の保健室の入り口に『monobrightの桃野さんは我が別海高校の卒業生です、みんなで応援しましょう』とディスプレーされた思いもよらぬ光景を目にしたことから。その際、自らが通っていた定時制酪農科が今年の卒業生で最後であるという話を聞き、何か彼らに、また卒業生である自分にも残したいという思いが募ったという。

そして、今回2月13日、別海高校の体育館で行なわれた卒業生を送る予餞会の最後に、サプライズ・ゲストとしてmonobrightのライヴが実現。根室という土地柄もあり、見たくても好きなアーティストはなかなかこない、ライヴを見ること自体が初めて、そんな卒業生をはじめ全校生徒たちは、幕が開きステージの上にいるmonobrightを見るやいなや、前方に駆け寄り大興奮。

「普段おとなしいので、もしかすると盛り上がらないかもしれない」といっていた先生方も驚くほどの盛り上がりで、素晴らしい思い出を卒業生たちにプレゼントすることができたようだ。

そんな最後の定時制酪農科の卒業生のために、桃野陽介が歌を作った。タイトルは「別の海」。桃野の青春、故郷への想いが詰められているこの曲は、4月15日にリリースされる2ndアルバム『monobright two』に収録される。

◆monobrightオフィシャルサイト
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