吉田兄弟&米映画、異色ながらもベストマッチのコラボレーション
▲『Prism』 |
◆映画『アンダーカヴァー』CMスポット
映画『アンダーカヴァー』は1988年ニューヨークを舞台に、エリート警官である兄と裏社会に生きる弟が、父の死をきっかけにマフィアとの対決に乗り出す重厚な作品。「ゴッドファーザー」を彷彿とさせる警察vsマフィア、そして家族、兄弟の絆のドラマというその内容は、まさにアメリカの古典を現代に甦らせた作品。
そこに、日本の古典芸能である津軽三味線の伝統を現代音楽に甦らせて、世界的な活動を続ける吉田兄弟とは、まさに異色ながらも本作のイメージにマッチするコラボレーションということで、本作の製作会社2929 internationalも「素晴らしい!音楽で日本を代表する兄弟が、日本の伝統的な楽曲で、この兄弟を描いた作品を応援してくれることは非常にチャレンジングな試みだ」と高い評価を示しているという。
◆映画『アンダーカヴァー』予告編
“映画で描かれている、家族・兄弟の絆に感動しました。兄が銃に襲われて弟が入院先に駆けつけたシーンには思わず泣いてしまうほどでした。僕たちも、お互いが同じように思えていればいいのですが…。ゆくゆくは映画音楽をやりたいとも思っており、今回、ハリウッド・アクション映画のCMイメージソングに決定して光栄でした!この曲自体にストーリー性を持たせていたので、そことマッチしたのかなと縁を感じています。CMでは、実際にどこで使われていたのかと思うほど、三味線とアクションの映像がマッチしていました。マッチしすぎていて、僕たちの三味線だとは気がつかないのでは、と思ったほどです。三味線イコール和、というイメージがあるのですが、三味線とはわからないような今回のようなコラボレーションを今後も行なっていければと思っております。この映画のストーリーに自分たちを重ねて見てしまったのですが、是非、この曲とも重ねて、映画を楽しんでください!”──吉田兄弟
映画『アンダーカヴァー』
1988年、ニューヨーク。兄弟の運命は、一発の銃弾によって、動いた。
名門警察一家に生まれながらも、家族に背を向け、マフィアとつながる裏社会をアウトローとして生きる弟ボビー(フェニックス)。父の後を継ぎ、将来を嘱望されたエリートコースを歩んできた警察官の兄ジョセフ(ウォールバーグ)。
マフィアとの対立が激化する中、兄は弟に潜入捜査に協力するよう説得する。頑なにそれを断るボビーだったが、伝説の警視監である父(デュヴァル)がマフィアの一発の銃弾により殺されたことにより兄弟二人は復讐に立ち上がる…。
ホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグ次代のハリウッドを担う二つの才能が放つ、最も危険な<潜入捜査>
監督・脚本:ジェームズ・グレイ『裏切り者』
出演:ホアキン・フェニックス『グラディエーター』、マーク・ウォールバーグ『ディパーテッド』、 ロバート・デュヴァル『ゴッドファーザー』シリーズ
配給:ムービーアイ
お正月第一弾2008年12月27日渋谷東急他全国順次公開
(c) 2007 2929 Productions LLC. All rights reserved
映画『アンダーカヴァー』公式サイト
◆iTunes Store 吉田兄弟(※iTunesが開きます)
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