エリック・クラプトン、コンサート・ヒストリー展が開催

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2009年2月の来日公演に先立ち、この12月に銀座山野楽器本店で、初来日から35年ということを記念したイベント<エリック・クラプトン コンサート・ヒストリー展>が開催されることが決定した。

展示される品は、今回を含めた全18回の来日公演ポスター、チラシ、チケット、関係者/販促グッズ、ゴールドディスクほか総数約100点。特別アイテムとして、ウドー音楽事務所がオークションで競り落とした本人使用のギターなども展示される。

展示されるのは、貴重なクラプトンが愛してきたギターたち。
(1)左上 Fender Stratocaster 1956年~59年
(2)右上 Fender Telecaster 40th Anniversary 1992年
(3)左下 Gibson ES-330T 1960年
(4)右下 Fender Stratocaster 1956年

(1)は、1997年にクラプトン本人からUDOに贈与されたという56~59年製のストラト。70年代から80年代半ばまで、永年の間クラプトンがブラッキーのサブとして愛用してきた一本だが、寄贈を受けたというその信望があまりに凄い。ぱっとみブラッキーにそっくりな、歴史的ギターだ。シリアルナンバーは♯18129。

(2)は、FENDERからクラプトンに贈られたアニバーサリー・モデルで、1999年クロスロード・センター設立資金のために行なわれたクリスティーズ・オークションでUDOが購入した一本。本人の使用暦はほとんどないが、フェンダーからクラプトンへ送られたものだけあって、シリアルナンバーはなんと♯000だ。基本はオーソドックスなヴィンテージ・スタイルなテレキャスだが、フィギュアド・メイプルトップにつば出し22フレット、ブラスブリッジ、パールインレイというコンテンポラリーな仕様を持つ。

(3)こちらもクリスティーズ・オークションで購入した一本。1960年製のGibson ES-330T。シリアルナンバー♯6784。P-90が暖かくも引き締まったサウンドをたたき出してくれる貴重なヴィンテージ・ギターだ。

(4)クリスティーズ・オークションで購入した1956年製(♯13385)のストラト。70年代にレコーディングからツアーに至るまで広く使用された2トーンサンバースト。主にスライド・プレイのときに使用していたという一本。

なお、12月19日(金)の最終日には、エリック・クラプトンのアルバム・ライナー・ノーツの執筆などで有名な音楽ライターの大友博氏と、1974年の初来日から絶えず来日公演の際にツアー・マネージャーを務めている、ウドー音楽事務所のTACK高橋とのスペシャル・トークイベントも開催予定。

ほかでは聞けないマル秘エピソードが二人の口から語られるはず。ファンなら見逃せないトーク・イベントになりそうだ。また、会場では非売品の来日公演ポスターやプレス・リリースなどが当たる抽選も行なうとのこと。こちらも楽しみだ。

来日前に気分を盛り上げるイベントとして、銀座でクラプトンを堪能するなんてステキかも。

エリック・クラプトン来日記念
<エリック・クラプトン コンサート・ヒストリー展>
12月16日(火)~12月19日(金)銀座山野楽器本店7階 イベント・スペース JAM SPOT
10時30分~20時30分
・入場無料。場内混雑時には入場お断りの場合あり

<エリック・クラプトン追加公演>
2月28日(土)日本武道館
受付日時:12月9日(火)11:00~12月17日(水)18:00まで
*受付はS席のみ
◆BARKS特別先行予約受付サイト

<来日公演>
●2009年2月12日(木)大阪城ホール
●2009年2月13日(金)大阪城ホール
[問]大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506
●2009年2月15日(日)日本武道館
●2009年2月18日(水)日本武道館
●2009年2月19日(木)日本武道館
●2009年2月24日(火)日本武道館
●2009年2月25日(水)日本武道館
●2009年2月27日(金)日本武道館
[問]ウドー音楽事務所 03-3402-5999
◆ウドー音楽事務所

◆チケット詳細&購入ページ
◆iTunes Store エリック・クラプトン(※iTunesが開きます)
◆ワーナーミュージック・ジャパン
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