「ポニョ」から「ナウシカ」まで、ウクレレでジブリ映画が甦る

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ジェネオン エンタテインメントが誇る珠玉のウクレレシリーズ。これまで“やる気のないダースベーダーのテーマ”が大ヒットした「スターウォーズ」、大人が涙を流した「ウルトラマン」、「ビートルズ」、「エルヴィス・プレスリー」、そして「ジブリ」など、原曲にないユルーい雰囲気のアレンジと演奏、音色でジワジワと中毒者を増やし続けているこのシリーズに、新たなタイトルが追加された。それが12月10日リリースの『ウクレレジブリの森』だ。

◆『ウクレレジブリの森』楽曲試聴

「崖の上のポニョ」「ゲド戦記」の主題歌から「ナウシカ」「トトロ」など、ジブリ映画の代表的で印象的な名曲をウクレレでカバーしたアルバムだ。ジブリ映画が持つ懐かしく、暖かく、そして人間への愛が込められた名曲の数々が、ウクレレというアナログな人間臭い楽器を経て甦る。豪華な電子楽器や、フル・オーケストラには表現できない“素朴な”音色の演奏を楽しむことができる稀有なアルバムなのである。

参加アーティストは、ウクレレ界の「先生」として親しみの深いウクレレマスターでありトッププレイヤーのキヨシ小林。ジャズをベースとしたアレンジや演奏には定評があり、演奏テクニックも抜群のアーティストだ。そして栗コーダーカルテットではウクレレ、リコーダー、アコギなど多彩な楽器を操り、その確かな演奏テクニックから生み出されるまろやかな音色に定評のある近藤研二。

ウクレレ道を極めた作品「ウクレレ バンバンバザール」が大ヒットしたバンバンバザール。ウクレレ界のトッププレイヤーの一人“IWAO”こと山口岩男、そして「ウルトラマンの歌」のウクレレカバーで絶賛を浴びたウクレレカフェカルテットが参加。

なにより圧巻なのは、総勢46人というウクレレ史上類を見ない大編成のウクレレ楽団ウクレレ・オーケストラ・オブ・ジャパンだ。緻密なアレンジと厚みのある音色で奏でられる「ねこバス」「崖の上のポニョ」は壮絶。ユニゾンで弾かれるメインメロディのコーラス感は、今まで他の演奏形態では聴くことのない微妙な趣。オフマイクでの奥行きのあるウクレレサウンドが新鮮だ。

このアルバムの中から7曲の試聴を公開中だ。その曲が流れたシーンや原曲を思い出しながら、じっくり聴いてみてほしい。そのシーンが別の命を得て、色彩豊かに立ち上がってくるのが想像できるはず。

今年のクリスマスは、ウクレレでまったりしてみるのもいいのではないかな?

◆ジェネオン エンタテインメント
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