ガンズ・アンド・ローゼズ、世界中で閃光のごとき記録を

2008年11月22日に世界同時発売となる、17年ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバム『チャイニーズ・デモクラシー』のリリースを目前にした今、『チャイニーズ・デモクラシー』は世界中の各国にて2008年における最大の売り上げを誇るアルバムになるであろうと思われる。

世界最大のマーケットを誇るアメリカでは、初回出荷は200万枚を越え、既に2008年最大の初回出荷枚数となっているようだ。もちろん初週売り上げでも2008年最大枚数を記録することだろう。初週売り上げ枚数で2008年で最も売れた作品は、リル・ウェイン『カーターIII』のおよそ100万枚だが、これを上回るのは間違いないだろう。先のAC/DC『悪魔の氷（ブラックアイス）』の初週売り上げ枚数が78万枚という貫禄の記録をたたきつけたのは記憶に新しいが、17年ぶりのガンズ・パワーは未曾有の現象を生み出すことになるだろう。

さらにすごいのは、USでの新譜発売は火曜日となっており、米チャート「ビルボード」のウィークリーが月～日集計となっているところ、『チャイニーズ・デモクラシー』は世界同時発売のため11月22日の土曜日リリースという事実。集計期間の都合上2日間の売り上げでランキング計算に入るため、そこで1位獲得となれば、まさに奇跡的な出来事。『チャイニーズ・デモクラシー』のリリースという事実自体が、もはや暴発の様なものであると思えば、初動売り上げもまさしくビッグバンのような目のくらむような閃光的記録を刻むことだろう。

以前ドクターペッパーのマーケティング責任者のコメントを紹介したことを覚えているだろうか。「23種もの原料をミックスし、ドクター・ペッパーの完璧な味を完成するまでに、ちょっとした忍耐が必要だった。ゆえに、我々はアクセルの完璧を求める姿を十分理解／共感できる。（アルバムが）リリースされたら、人々はドクター・ペッパーを引き合いに出すはずだ。アルバムは、コクがあり大胆なサウンドをブレンドしたものになるだろうから」

ドクターペッパーの複雑でデリケートな味が『チャイニーズ・デモクラシー』の繊細さとどれほど対比できるのか…その検証のためにも、ドクターペッパーをただで飲んだアメリカ国民は、こぞってアルバムを購入することだろう。

日本でのドクターペッパー無料配布は残念ながらないものの、ガンズ・アンド・ローゼズとメタリカの新作（08年9月発売）を買って商品タスキの規格品番を切り取り、2枚一口を官製はがきに貼って応募することで、抽選で1300名（大阪300名、東京1000名）を「へヴィ・メタル忘年会」に招待する企画が行なわれる。大阪は12月19日、東京は12月23日、詳しくはユニバーサルミュージックのオフィシャルサイトにて、ご確認を。
◆ガンズ VS メタリカ＜ヘヴィ・メタル忘年会＞開催
◆iTunes Store ガンズ・アンド・ローゼズ（※iTunesが開きます）
◆ユニバーサルミュージック・オフィシャルサイト