ジャックス・マネキン、難病を克服し、完成した待望の2ndアルバム
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美しいメロディー、そして、自らの魂を絞り出すかのようなエモーショナルなヴォーカル、それらをより効果的に演出する印象的なピアノ、すべてがマッチした時にそのマジックは起きる。そして何より、そこに存在するのはアンドリューから発せられる「生きること」に対して前向きなメッセージだ。
1stアルバム『エヴリシング・イン・トランジット』完成直後、アンドリュー・マクマホンは急性リンパ性白血病に襲われた。一時は音楽活動を断念することも考えたという彼だが、家族、恋人、友人の支えと協力により、見事に病気を克服し奇跡的にミュージック・シーンに復帰したのだ。
アルバムのすべての曲が闘病体験からきた「生」をテーマにしたものではない。ただ目を見張るのはやはり、病魔=死という恐怖に打ち勝ち、今に至るアンドリューの前向きな人生観、そして生きることを諦めないことを歌った曲の数々だ。1stシングル「僕の生きる証」(原題「The Resolution」)で、彼はこのように歌う。
“自分が生きていることを確認するために、ただ光が必要なんだ。他には何も要らないんだ”──「僕の生きる証」
「僕の生きる証」の着うた(R)/着うたフル(R)は9月24日より配信開始となった。苦難を乗り越えたアンドリューから発せられる「生きること」に対して前向きなメッセージは、聴くもののの胸を打つことだろう。
アンドリューは、2006年7月、白血病・小児がんの研究を支援する“Dear Jack Foundation(Dear Jack基金)”を設立した。彼の闘病の日々を綴った感動のドキュメンタリー『Dear Jack』は、近々ウェブで公開される予定になっている。この映像のナレーターは、アンドリューの友人で1stアルバムにも参加しているモトリー・クルーのトミー・リーが務めている。
◆ジャックス・マネキン・オフィシャルサイト
◆iTunes Store ジャックス・マネキン(※iTunesが開きます)
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