4年ぶりのSBK、坂本龍一教授からも“だいじょうぶ”

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2004年初頭から無期限で活動休止していたSBKが、4年の沈黙を破って2008年9月24日に坂本龍一作品のリメイクで復活することをお伝えしたばかりだが、この作品を垣間見ることのできるブログパーツが配布されている。

原曲を生かしつつもSBK流の大胆なアレンジで、より切なく、よりしっとりと仕上げているこの「elegy train」、そもそも原曲に歌はないところにshigeoとshunが切なく囁くリリックが加わって完成となった。

「邦楽曲をサンプリングして、楽曲をリメイクする方法論を“ドメスティック・サンプリング”と呼んでいて、これは日本では自分たちがパイオニア的存在だと自負しています。7年前には小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」を使用した「TOKIO LV」という曲が自分たちの代表曲のひとつになりました。ドメスティック・サンプリングとは別名、二次的サンプリングとも呼んでいて、ただ単に曲を取り込むだけでなく、時代を象徴するヒット曲を使用する事によって現在と過去をつなぐ二つの時代背景を持つ楽曲にリメイクする事ができると思うんです。でも、ヒット曲ならどれでも良い訳ではなく、原曲に対する時代背景の理解と、曲への思い入れが非常に重要になってきますね。今回も、坂本教授の「energy flow」を使わせてもらったのは必然の流れなんです。僕らは教授を尊敬しているし、当時同じレコードメーカーに在籍していた事もあって、「energy flow」が日本を一世風靡するのも見ていました。だから今回、教授にデモの段階で聴いてもらって“ループの着眼点がいい”と言ってもらって本当に嬉しかったです。」──Shigeo(SBK)

坂本龍一からの応援コメントも届いている。

「最初のデモを聴いた時、ピアノとドラムが合ってなくて、すごくカッコよかったな~。着目点がいいね。でも、完成したこのトラックもグッときますよ。だいじょうぶ。」

既にレコ直にて着うた(R)、i-Tunes music store にて「elegy train」が超先行配信中だ。

◆期間限定ブログパーツ配布ページ
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